「うまくいく方法」ばかり追い求めずに

ピアノを教えたり、情報発信していて感じることなのですが、多くの方がたのニーズが「どのようにしたらうまくできるか」に向いているような気がします。それが「形だけ整える」もっと言うと「いい成績を取る」という方に振れ過ぎているのかも。
本来、音楽は「文化」なのだからそれを「味わう」ことが中心になるといいと思います。練習の時に「迷う」ことがありますが、その「迷い」も貴重なものだと思うのです。そうしながら「作曲家という人」と対話していくわけです。例えば先日の「ショパンの版の問題」にしても、ただ単に「これが正しい、これが間違っている」という見方ではなく、彼の「喋り方」のようなものを味わいつつ考えていく。そんな姿勢がもっとあってもいいのではないか、と思います。
ただ、「どのようにしたらうまくいくか」ばかり追い求めていると、「何を何のためにやっているのか」わからなくなるのではないか。そんな気します。今後も「考えたり味わったりする」ことの面白さを発信していきます。

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