「譜読みの臨時レッスン」をします。

コンクールや入試などの間際になると、私のところにも臨時レッスンにやってくる生徒さんがいます。多くの方々が「なんとなく様にならない」と悩みを抱えています。楽譜を見ると、おびただしい書き込みがしてあることが多いです。
これは多くの場合「譜読みのときに、読み取るべきことを読み取らなかった」ので不自然に「一ミリ長くしたり短くしたり強くしたり弱くしたり」することで、何とかしようとしています。

ちょうど、この図のように「肝心な形が見えていない」ので、あちこちを数ミリずつ補正することになります。
「譜読みの段階で読むべきこと」は、実はもっと多いのです。また、仕上げの段階では「根本を変えることは難しい」のが普通です。
だから「最初の状態・譜読みの段階」でレッスンできるといいのですが・・・・

ヴァイオリンを弾くとき、「一つ一つの音の長さやボリューム、フレーズがどこまで続くか」などの音楽として表現されるべきことを、最初の段階に把握しないと、一音も出すことは不可能です。ピアノの場合はとりあえず「ドの音」は出ます。そのために「ヴァイオリンで初歩の段階で読み込まれていること」は読み込まれずに進んでしまう。そして最後の段階では「動きも耳も読み込まれない弾き方に慣れてしまっている」ので、フレーズや強弱、コントラスト、表情などのための動きが入る余地がなくなるのです。その結果「最後の段階で、今まで空いていた 腕を不必要に振り回したり」ということにもなっていくことが多いようです。

私は「ヴァイオリンを弾くときのように」最初の段階で、楽譜から音楽を読み取り、その個所に必要な音の出し方を考察、実践していくべきだと考えています。「まだ譜面を読んでいない段階」での「臨時レッスン」を行っています。

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今まで「日々雑感」で書いていることを応用したレッスンを行っています。
特に、ピアノ、音楽を専門にされている方へのレッスンは、金曜日午前中と、土、日曜日に行います。
3人以上の出張レッスン、公開レッスン、講座も行います。
お問い合わせは m-ohtake☆iris.ocn.ne.jp(星を@マークに)あるいはFBにメッセージでお願いいたします。
大阪音大音楽院でもレッスンしています (月)(木)(土)
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