自分で考えることの大切さ

ピアノレッスンでいつも思うこと、心がけていることですが、「演奏者本人が、考え実行する」ことの大切さを生徒と共有していきたい、ということです。「自分で考えたこと」は奥行きがあり、自信をもって行動できます。また、別のシチュエーションで生かすこともできます。私がこれまで述べたことからも明らかです。
http://m-ohtake.blog.ocn.ne.jp/mohtake/cat10563333/
では、子供のレッスンではどのようなことを心がけたらいいか?
1.子供の意見を聞く。
今の自分の演奏がどうだったか。(このセリフ、先生が生徒を責めるために使うことがありますが、それはしてはいけないと思います)どこがよかった、どこがもうすこしたりなかった、もう少しこのように弾きたかった、これができてよかった、練習しなかったからうまくいかなかった。などプラスの面、マイナスの面だけでなく横への広がりもあると思います。これらを必ず受けとめ、一緒に考えていく。導いていく。たとえ練習しなかった、という答えが返ってきても、そのような中で、どのように気持ちを向ければよりよい演奏ができるのかを一緒に考えたりもします。
2.子供はできる
たとえば、「子供はテクニックがないから音楽表現ができない」などと露も思ってはいけない。これは間違っています。「子供はボキャブラリーが少なくても自分の気持ちを言葉で表現しています」ですから、「音楽の中から何か引き出したい」という子供なりの気持ちをうまく弾きだしたらいいと思います。テクニックについても必ず「これができたらこういう表現ができる」ということをその段階その段階で示していけたらいいですね。子供は子供の目線で音楽を聴いています。子供は子供の目線で絵を書いています。「子供のうちから精神的にも肉体的にも大人のようには弾けません。でもそれは、子供のころは大人のフォームで走れないのと一緒です。私の考えでは、子供の手は個人差がありますが小学校4~6年ぐらいまでよちよち歩きの状態です。テクニックも少しずつ安定していけばいいと長い目で見ることが必要だと思います。
3.憧れをもたせる
「わぁ、いつか先生みたいに弾いてみたい」そう思ってくれたらいいです。「自分で考え、工夫してやってみる」それがレッスンの目標だと思います。
4.待つ
すぐできるとは限らない。個人差があります。比較するのも意味がない。その時その時その子供に何が必要か、先生は考えながら行けばいいと思います。とにかく一生音楽とよいつきあい方ができるように考えていけるといいですね。

今後、「ピアノの楽譜は省略されている」「ピアノで歌うことはどうすればよいか」「ピアノテクニック、さまざまな音色を使い分ける方法」などを考えています。
このほかにも「お題を募集しています」ネタ切れは嫌なので、「これについて書いて!」ということをお待ちしています。レッスンや講座、

演奏も行います。ピアノ教室のレッスン室で数人の聴衆でもできます。

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