自分で考える

・ときどきレッスンしていて、生徒にこのような質問をします。「今弾いてみて、どのように思ったの?」

・このように訪ねた時、とっさに「怒られる」などと思って身構えてしまうとか、何も答えられなくてだんまりしてしまうとか、よくあります。

・私としては、そこで、「練習全然しませんでした」とか、「気が散って他のことを考えていました」とかいうこともOKにしています。

・なぜなら「練習ができないとき」どのように練習不足をフォローしていくかも、学習であり、「気が散る」のはなぜか考え、一緒に対策を講じたり考えを深めるのも大きな学習だからです。

・なぜ、生徒がこのような質問に答えられないかは、「ピアノ教育の中で、自分で考える」ということが全く欠如しているからです。

・生徒が演奏したものを「取り上げ」先生の方法を「押し付ける」その中から出てくるものは、生徒は自分が考えて行うことはすべて間違っている、先生の言うことは正しく守らなければならない。という「命令⇒服従」の構図です。

・ピアノのレッスンが「自分で考える」ではなく「先生」「お手本」に従う。になってしまうと「善し悪し」も自分で判断がきかず、「音楽鑑賞」さえできない状態に陥ってしまいます。

・このような状態が蔓延すると、私たちの音楽は「不毛」なものと言わざるをえません。

・どうか、「自分で考える」ことの大切さをみんなで考えていきたいのですが・・・・

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