子供のレッスンでよくある会話から ・・・椅子の高さ、位置、足台補助ペダルのあるなし
ピンポーン(呼び鈴)
私:「こんにちは!」
生徒:「こんにちは!」
私:「ちょっと大きくなったね!」
保護者:「え?なんでわかるのですか?」
私:「一週間あいていたからですよ!」
そう、幼稚園生から中学生にかけて(当たり前といえばそれまでですが)だんだん大きくなります。これは、単にピアノ教師にとって「大きくなっていってよかったね!」ではないことは言うまでもありません。
ピアノを弾くときの椅子の位置や高さ、足台の高さや補助ペダル
これらは「毎週違うものだ」と思ったほうがいいと考えています。(もちろん先週と同じことだってありますが・・・・)
たとえば「大きくなった」のは胴体が伸びたのか、足が長くなったのか、腕が長くなったのか。あるいはそれら全部、でもどのようなバランスで大きくなったのか?当然全く予測がつきません。そのときの体のサイズに合わせるほかないです。で来週の椅子の高さや位置は「誰にもわからない」です。
3カ月後の発表会では、今使っている足台が、必要ない、なんてこともあり得ますよね。
私は、成長期にある生徒のレッスンでは、これらのチェックがまず最初、と考えています。また、家で練習しているときや、先生の前でレッスンできないときなど、特に注意が必要だと考えています。