インベンションをやさしく解説する第1回 インベンションのはじめ方

2025年5月31日(土)午後2時開演
足立サロン 限定30人 要予約
大阪市西淀川区御幣島1丁目5の6 暁産業の入り口です。
この日のレッスン生徒(公開・非公開いずれも)募集しています
入場料:3,000円・
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第1部・コンサート
バッハ:フランス組曲第5番 パルティータ第2番他
第2部・講座
インベンションをやさしく解説する。第1番・第4番

☆5月18日21時より、ズーム会を行います。参加無料です。
はじめてのインベンション
ある程度、ピアノも弾けるようになって、ちょっと数ページの曲も発表会などに弾くようになってくると、先生が「そろそろインベンションをやってみましょう」と言ったりします。今までやっていた曲は「右手がメロディーで、左手がある程度パターンの決まった伴奏」だったりしますが、今度の課題「インベンション」は、そう簡単にいかないです。左手、右手が独立して、それぞれが「お話し」をしています。頭の中が、こんがらがってきます。「えーと右手」とやっていると、左手のことは忘れるし、かといってテーマばかり追っていても、何だか物足りない。
私は「インベンションは合奏曲」として考えています。登場人物が2人、3人で、それぞれが主張しあい、音楽を展開させていく。そうすると「自分の頭の中に2人3人と演奏者」を作っておかないといけない。
かつての音楽家たちが「鍵盤楽器」に託したこと、それは「一人で合奏をする」ということだと考えています。私はこの点を「インベンションの前書き」にバッハが書かなかったことに対し、非常に遺憾に思っています。
インベンションは、ヨハン・セバスチャン・バッハが自分の息子たちを、一人前の音楽家にするために作曲されました。パパ・バッハも、人の子です。ある息子には手をかけすぎて「息子の宿題」まで代わりにやってやったり、ある息子には、ほっぽらかしだったり、できの悪い息子には、異常に心配したり、といろいろだったようです。ですので、バッハの息子たちは、それぞれ違うタイプの音楽家になり、中には次の時代の音楽に影響を与えた人もいました。
さて、インベンションの解説書を見ると、たくさんの言葉が並んでいます。でもなるべく「専門用語を極力減らして」解説してみたいと思います。また、やむを得ず出てきた専門用語を「わかりやすく言い換えたり」してみたいと思います。バッハの名手、グレン・グールドが「じゃあフーガを書いてみよう」で言ったように・・・

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