ピアノの構造と演奏上の注意

12月12日㈯大阪音楽大学音楽院で行う講座のための覚書です。考えを整理し、皆様にもご意見をいただけたら、と思っています。
ピアノという楽器をオーケストラにある様々な楽器と比較してみると、その特殊性がわかる。その特殊性はすぐに「ピアノを演奏するうえでの注意事項」と直結する。
まずは、オーケストラの様々な楽器との大きな違い。
1.ピアノの音は、叩く音である=オーケストラで、叩く音は「打楽器」のみで、通常は脇役である。
・ピアノの音は、減衰する一方である
・ピアノは音を持続するのに、積極的な動作を伴わない。
・短時間にたくさんの音符を弾くと、音量が増大しやすい。
などが、演奏上の問題として発生する。
2.ピアノは一度に複数の音が出せる
オーケストラの楽器で、基本的に複数の音を出すものはない。弦楽器のダブル等の奏法があるが、例外的であり、機構上制限が大きい。

これらの事項が、ピアノ演奏にどのようにかかわってくるのか、再確認し常に考慮されなければならない。

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