ピアノレッスン・楽譜を見て音にする経路続編

もう少し、前回の考察を突き詰めていきたい。とくに「理解してまとめる」から「発音する」にかけて。
本を読むとき、必ず「単語、文節、あるいは文章全体」までを括ってから発音する。つまり「まとまりを作って覚えてから発音している」いわば「言葉を意味として理解し(記憶)、パッケージにして言語発音に送っている」ということである。
この場合、読めない漢字やいみのわからない語句は、立ち止まるし、イントネーションや抑揚もつかないだろう。何らかの方法で理解したら、その「文章の初めから読んで納得する、理解し、パッケージにする」ということをする。簡単な話で、これを音楽に当てはめればいい。
このように考えると、いくつかのことがわかる。先日の表の★➡は、「理解、記憶、パッケージ」が欠如している。
悪い例を図にしてみた。

楽譜にすると次の通り。

ここには「理解、記憶。パッケージ」という行為がないので「記憶」を使わない。つまり覚えない。

ここで、練習について少しだけ考察。
練習の、一度目より二度目がよく弾けるのは「覚えているからである=記憶」一度目のパッケージは断片的であったものが、覚えることにより、二度目はよりたくさんのパッケージを扱える。つまり「理解、記憶、パッケージ」がなければ、暗譜もできない、上達もしない。である。
ここで「ピアノの先生は譜読みを教える」必要があるといえる。楽譜を読むときに「理解、記憶、パッケージ」をするように誘導していく。以前、レッスンの友に書いた具体例はこちら。
譜読みをレッスンする1
譜読みをレッスンする2

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