ピアノレッスン:難しい曲になると・・・・・

ピアノレッスンで、ある程度になってくると「なんだか仕上がらない」という方、多いと思います。
そういう方の多くは「譜読み」や「練習の過程」に問題を抱えているように思われます。
多いパターンとして
1.まず音だけを読む
2.次に「しっかりしたタッチ」(これがくせものなんですが)で練習する
3.最後に「曲想」や「強弱」「フレージング」など「音楽的」(これもくせもの)なことを後からつける。

まず、1の問題から・・・これは頭の使い方が「視力検査」です。かえっていつまでも頭に入らない。それに「弾いているものが音楽的かどうかの判断がされない」ことが多いので、音楽上あり得ない間違いをすることが多い。また、ピアノは「合奏の模倣」なので、本来、音を読んだときに「パート別」に分類されなければならないはずです。→こちら

次に2の問題。この場合たいていは「すべての音を同じに弾く」という傾向がみられる。実際の演奏では「様々な音」が使われることは言うまでもない。それらはテクニックとしての「動き」がそれぞれの音によって違うからできていることです。発音も「視力検査」になる。手も耳も「視力検査の発音」に慣れてしまう。
参照→手の構えと作品/演奏の美学・岡田晩生

3の問題「耳も手(もちろん腕なども含む、ピアノを弾くために使うすべての部位)」も「視力検査」のような発音と、ただ分類もされずに羅列とした音に慣れ切ってしまった後、「音楽的に」というのはどういうことだろう。頭の中の「回路」も全く違うし出している音も意味を感じえない。よくあるパターンとしては「動かしやすいところを動かす」例えば腕を不必要に回してみたり・・・これが長いフレーズを分断してたりもする。そして表面的に(テンポと強弱など)「お手本演奏」の真似をする。

本当は、初歩のうちから気を付けないといけないのですが、「譜読み段階で音楽を読む、読んだ音を正しく分類し、組織を読み、演奏に必要なテクニックを取り込み実行する」
これは「譜読みは音楽的に読みなさい」などという先生の掛け声だけでは、できないことは言うまでもありません。指導者は「譜読み」で、「生徒が何を読み取って、何を読み取っていないか」を注意深く観察しながら「正しい認識」と「必要なテクニック」「出てくる音が音楽的であること」を確認しなければいけないはずです。

実際の演奏を聴くと「体をゆすって弾いているが、曲と一致していない。なんだか音楽に反映されていない」とか「演奏がごちゃごちゃして、何か芯が通っていない感じがする」ケースとして、このような「譜読みのまずさ」があることがあります。
「頭の中にどのように読み取ったものを入れて、どのように理解して、そして技術として動きに変え、音に出していくか」その道筋を総合的にも部分的にも見据えていかないといけないと感じています。

これらのことは、何度も何度もこれまで行ってきたつもりですが、真剣に考えられていないのが現実です。
私は「インベンション」「シンフォニア」が正しく自分の中に入るように「自分の頭脳の思考回路を変える」ことが必要と考えています。

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