特別講義 準備中 (^_^;)

11月21日に行う、お茶の水女子大での特別講義の準備をしています。ただ、こちらから何かを提示するのではなく、受講者の方々の、ものの見方や感じ方を引き出しながら、新たなものが見えてくるといいと思っています。
私としては、ここで行う内容を、ほかの場所でも試してみたいと思っています。今までなんとなく見えていなかったことが「はっきり」見えるようになり、音楽を考える上でプラスになれば、と思っています。ここで「計画書」を公表させていただきます。もちろん、変更になる場合があります。
一般の方々の聴講もできます。お問い合わせは m-ohtake☆iris.ocn.ne.jp(星を@に)までお願いいたします。

http://www-c.cf.ocha.ac.jp/atoma/program/lecture.html
http://www-c.cf.ocha.ac.jp/atoma/wp-content/uploads/sites/3/2014/06/f0bec11f72930069b5a5be1178f7c1d1.pdf


導入
「どちらでしょうか?」同じ曲の2つの楽譜を並べて考察する。

本題
「楽譜の風景・ピアノの楽譜の様々な見方を巡って」
1.モーツァルトを抽出する
・科学的方法の導入(?)

2.調をめぐって =多くの「調」はなぜ存在するか=
・ナディア・ブーランジェの課題①
・カヴァイエの実験②
・私の生徒のソルフェージュ・ミスから
・私の考察
・シャープやフラットの位置により、演奏者の音階を弾く気持ちが変化している可能性

3.音価と休符をめぐって(ピアノの楽譜から)
・休符とは何か? ③
・作曲家によって違う「音価」と「休符」の考え方と表示法 ドビュッシーとショパンの比較から
・陰に隠れた原因→ダンパーペダルの考え方
・ショパン、バラード第4番 ソナタ第3番 エチュード25-1
・バッハ・平均律第1番とショパン

4.楽譜の隙間から
・ピアノの楽譜はなぜ通常2段か?ベートーヴェン・ソナタ第14番 21番
・拍子を変えたらどうなる?ヴェーベルン・バッハインベンションの例④
・シューマンの「交響的練習曲」のクレッシェンドにこだわる→この楽譜から、どれだけのことが見えるか?
・ピアノの楽譜は「省略」されている
・「聴かせる」跳躍「聴かせてはいけない」跳躍

5.「ポリフォニー」を正しく読むには
・休符をきっかけに・・・・鍵盤楽器演奏時の「宿命」について

実践
・哲学的な音」とは?→中村紘子「ピアニストという蛮族がいる」より⑤
・楽譜のとおり、言われた通りにする、の演奏表現の限度について→ベートーヴェン:ピアノソナタ第7番
・音楽には「聞こえない音」も存在する。フルトヴェングラーの逸話と、バラード第2番の実験

まとめ
・新しいステージ(段階)へ
・旧態依然の「受身」による音楽受容でなく積極的に「対象」を観察、分解して、その真理を抽出し応用していく
・見えなかったものを見えるようにする
・一般の科学で使われた論理、手法を使い音楽のありかたを明らかにしていく
今日の講義内容は「演奏」にも「鑑賞」にも還元される考えかたであり、他のジャンルにも応用する可能性がある、と信じています。

参考文献 プリント引用 文章
①「ナディア・ブーランジェとの対話」 1992/8/1ブルノー モンサンジャン(著), Bruno Monsaingeon(原著)佐藤 祐子(翻訳)音楽之友社・引用の文章は 佐藤祐子氏執筆部分
②「日本人の音楽教育 」1987/3/1ロナルド カヴァイエ(著), 西山 志風(著)新潮選書
③「日本人の音楽教育 」1987/3/1ロナルド カヴァイエ(著), 西山 志風(著)新潮選書
④「研究紀要 第50号」大阪音楽大学より 大竹道哉
⑤ピアニストという蛮族がいる」(中公文庫)文庫– 2009/12/22中村 紘子(著)

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