ラ・ボエーム
・今日は、大阪音大オペラハウスで、ラ・ボエームを聴いてきました。このオペラは、僕のお気に入り、理屈なしに泣けてしまいます。なんといっても旋律がきれい。「私の名はミミ」や、「ムゼッタのワルツ」なんか、やっぱり聴いて幸せになれます。
・留学中、この演目があると、必ず見てました。ドイツオペラベルリンの大きな舞台を生かした第2幕や、旧東ベルリンのコミックオペラでの小さい舞台でも工夫のある楽しい演出など、忘れることができません。
・今日の指揮者は、広上淳一さん。大学の一年先輩です。その大きな動作で的確な指揮は天才のものだと思います。
・残念ながらコンサートオペラ、ということで、舞台の上には道具が無く、演技なしの聴くだけのオペラでした。第2幕など、クリスマスの町の様子や、軍楽隊の行進など、見て楽しい要素が無かったのは仕方が無いですね。それでも豊かな表情の音楽でその光景を思い浮かべることができました。自分なりに情景を思い浮かべながら、プッチーニの音楽に酔いしれた、日曜の午後でした。