先日のレッスンから バッハ:インベンション第6番
インベンションの6番をレッスンしました。以前の記事もお読みください。 こちらも
ところでこのシンコペーションについてです。
2つのパート譜に分けてみました。これだけ見ると、aでは一つ一つの音にシンコペーションの引っかかりが感じられます。bは、長いフレーズをゆったり歌えます。
つまりバッハはこの「キャラクターの違い」を強調したかったのではないでしょうか?aもbも楽典上で伸ばす長さは一緒ですが、これを見たときの「演奏者の心理」はまるで違う。この「違い」を大切にしたいです。試しにaをメトロノームで八分音符を設定して、鳴らしながら弾いてみてください。この「引っかかり」かなり気をつけないと、わからなくなってしまいます。bはそのようなことが全くありません。メトロノームに対しストレスを感じることはありません。
aをヴァイオリンで弾くことを考えてみましょう。一つ一つに弓を返し、シンコペーションに「つっかかる」感じがより鮮明になります。それに対しbをチェロで弾くと、ゆったりとのびのびした弓の動きで、たっぷり歌います。
さて、両手で弾くときは?この「左右のキャラクターの違い」が演奏でも出てくるように工夫したいものです。
ところでこのシンコペーションについてです。
2つのパート譜に分けてみました。これだけ見ると、aでは一つ一つの音にシンコペーションの引っかかりが感じられます。bは、長いフレーズをゆったり歌えます。
つまりバッハはこの「キャラクターの違い」を強調したかったのではないでしょうか?aもbも楽典上で伸ばす長さは一緒ですが、これを見たときの「演奏者の心理」はまるで違う。この「違い」を大切にしたいです。試しにaをメトロノームで八分音符を設定して、鳴らしながら弾いてみてください。この「引っかかり」かなり気をつけないと、わからなくなってしまいます。bはそのようなことが全くありません。メトロノームに対しストレスを感じることはありません。
aをヴァイオリンで弾くことを考えてみましょう。一つ一つに弓を返し、シンコペーションに「つっかかる」感じがより鮮明になります。それに対しbをチェロで弾くと、ゆったりとのびのびした弓の動きで、たっぷり歌います。
さて、両手で弾くときは?この「左右のキャラクターの違い」が演奏でも出てくるように工夫したいものです。