古典ピアノ
・昨日は大学の「古典ピアノを弾こう」に参加しました。大阪音大には、付属の楽器博物館があり、古今東西さまざまな楽器が展示されています。
・使用楽器は:Schweighofer(Wien)19C中ごろのものです。ウィーン式アクションといって、弦を打つハンマーの向きが、手前を向いています。このアクションは、20紀初頭には完全に姿を消しました。弾いてみるとハンマーの重みが指にダイレクトに感じられます。今のピアノよりずっと「音にじかに触れている」と思いました。写真
・ピッチが半音近く低いので、慣れるまでちょっと気になりました。慣れてしまえば、柔らかいタッチとその表情豊かな音色にはまりました。ロマン派初期の作品、特に、シューマンや、シューベルトに向いています。ぜひ皆様にもご覧いただければ、と思います。