日々雑感・・・・・
・夏も終わりました。夏休みは9月1,2日と、岡山まで行きました。
・それはともかく、例年通り8月の最後に発表会をしたので、夏もあまり休めませんでした。もちろん秋のプログラムの見通しも・・
・ところで、思うのですが、今、ピアノを弾く人、聴きに来る人って多いのでしょうか?子供のコンクールなどは、多くの参加者がいますが、だからと言ってその人たちが大人の演奏を聴きに来るふうでもない。コンクールなどはレベルが上がっているのですが、音大のレベルは下がって定員割れも起こしているとか…?
・なんだかよくわかりません。おそらく、今一番盛んなのは、子供のコンクール熱のようです。でもそのことが、演奏会にたくさんの人が来ることや、音大のレベルアップにはつながっていない、さまざまなことが個別に関係なく行われているのでしょう。
・このような「個別化」は、1986年のブーニンというピアニストの騒ぎのときに、まず感じました。ものすごく騒がれ、チケットも異常に売れたのですが、それが別のことにはつながらない、たとえば「ブーニンのリサイタルに行ったので、おもしろかったから、リヒテルの演奏会や、オーケストラの演奏会にも行ってみよう」にはならなかったわけです。
・もう少し、何とかならないかな?って思っていますが、物事を強制的に行うのは良くないし、(今の低迷は、過去に物事を強制的に行ったしっぺ返しと考えています。これはまた書きます)
・何か何でもいいからいいアイデアがあれば、メールやコメントをお待ちしています。
私なりに考えていることを記事にしました。
私なりに考えていることを記事にしました。
TBさせていただきますのでよろしくお願いいたします。
”音楽”そのものを求める人格を育むレッスン
今日はベートーヴェン以外のネタがいろいろ思いつくなあ・・・! ピアノに関してですが(ピアノ以外もそうかもしれませんが・・・)、本当に今の子供達ってピアノがうまいです。
今の子供達・・・と言っても、学力低下問題と同じでほぼ二極化されているのかもしれませ
リヒテルのシューベルト:ピアノ・ソナタ D958, D960
シューベルトの演奏としては、きわめてスケールの大きな表現で、剛と柔とを巧みに対比させながら、強い説得力をもっていて聴かせる。
リヒテルのシューマン「幻想曲」、ベートーヴェン「テンペスト」
シューマンは第1楽章が絶品で、柔らかくしなやかな感性が全体を貫き、テンポも音楽作りも自然である。