東京音大校友会演奏会
14日、東京音大の卒業生たちの演奏会に出演しました。第8回フレッシュコンサートです。
今回の演奏会は、アンサンブルを中心に皆様に楽しんでいただこうということで、ピアノ連弾、ヴァイオリン、歌の人が出ました。
私は、東京音大からのゲスト、ヴァイオリンの久保陽子先生の伴奏ということになりました。木曜日の夕方からスタジオを借りての練習、大変勉強になりました。
ピアノばかり一人で弾いていると、自分の呼吸しかわからなくなりがちですが、今回は、アンサンブル経験も多く、ベテランの方との共演ですから、ちょっとやそっとではなかったです。練習を重ねるうちに次第に呼吸がわかってきて、音楽がしなやかになっていくのがわかりました。
また今回コントラバスの石川徹君が、久保先生との二重奏で参加しました。彼は非常に熱心です。
練習の合間に、いろいろなお話も聞けて、音楽家としての年輪を感じました。
サン=サーンス、ロンドカプリチオーソ、マスネ タイスの瞑想曲、サラサーテ、ツィゴイネルワイゼンと、おなじみの名曲3曲、楽しんでいただけたと自負しています。
これからも、この演奏会を、このようなベテランと新人のような交流の場にしていきたいと考えています。また室内楽やアンサンブルを盛んにして、よき勉強の場と発表の場にしていければいいと思います。