分岐点2

こんにちは。
明石市魚住の大竹ピアノ教室の大竹道哉です。
本日もピアノに関するブログを発信していきます。

先日、ピアノを始めて半年ぐらいの男の子、お姉さんが習っていることもあって、早く追いつきたいみたいな感じです。
両手になると、このようなパターンが出てきます。
A

次のようになったら、赤信号です。
B

AとBとは「頭の中では全く違う」ことに気をつけなければいけません。右手の動きと左手の動きが分離していないだけではなく、頭の中が2系統になっていないからこのようなことになります。物理的に教師が右手を抑え込んでも一時的な、表面的な解決だけで、生徒に過重なストレスをかけてしまいます。
じっくりゆっくり、「本人が考える」ことが必要です。できるまでとりだして「よく聴いて」右手が「気持ちよく」滑らかに聴こえてくるまで、

指導者は単にAだから良しとするのではなく「プロの耳」として「無理やりA」なのか「左右2系統がきちんとできて自然なA 」なのかを判断しないといけないです

わたしは「初歩のうちに多くの分岐点がある」と感じています。それらは
「指導者のプロの耳」で「表面的なこと」だけではなく「生徒の思考がどのようになっているか」を丁寧に判断しながら、慎重に進むべきものと考えています。
子供の初歩の問題としては「どの教材を使うか」ということが多く取沙汰されていますが「○○教本」を使えば安心、などということは、絶対にないと思います。もちろん一般論としてよい教材、悪い教材、また個々の生徒に合う教材、合わない教材はあるのですが、
また、保護者の方も「○がつく、つかない」だけで判断しないことが必要です。
●こちらを参照
ピアノレッスン・〇がつく、つかないだけではなく


繰り返しますが
本当に保護者の方にお願いしたいのは
1、〇がついた、つかないで単純に判断しない
2、単に「間違えた。正しく弾いた」だけで判断しない。
私たち、プロのピアノ教師は、その間違いがどのようなことで起こっているのか判断し、指導していきます。単に表面的なものではなく「本当に理解しているか」を「生徒の音を聴いて」判断しています。ですから単に「違う音」を弾いてもあまり何も言わないことや「正しい音」を弾いても注意をすることがある。むしろ、そのほうが多かったりします。
「生徒のピアノの音の向こう側にあること」それに耳を澄ませて聴いていきたいと常日頃考えています。

 

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