ピアノの教則本を選びに楽譜屋へ行った
こんにちは。
明石市魚住の大竹ピアノ教室の大竹道哉です。
本日もブログを発信していきます。
教則本を問題にするときに、いつもその「入り口」が問題になっているように思う。でも「教則本の出口」についてもっとよく考えられてもいいのではないだろうか?
初めてピアノに触れる生徒が、その教材を有効に使っていく。そして勉強していく。それから「教則本」を卒業する時に「次につながって」行くだろうか?また、このような「次へつながる」視点で教則本が点検されているか、また私たち指導者が「次につながるように」意識して指導しているだろうか?とふと考えた。
常識的に見て「いつまでも教則本」というわけにはいかない。
様々な様式や楽曲をより深く見ていくための準備になりえるだろうか?
ただ「漫然と順番に教則本を弾いていく」のではなく、レッスン中にその「先を見る」ことを必ず心の隅に置きたいと思う。
先日、勉強会を行った「ソナタの会」この会に参加することによって「教則本」から卒業する生徒は多い。なにしろ「全楽章」弾くと、どうしても「先生に教えてもらわずに自分で考えて解決する」部分が、とても多くなる。このことができれば「教則本」にこだわる必要もないだろうと思う。途中でも、教則本を切り上げてしまうこともある。
もちろん、理解や能力、興味の度合いによって、レベルとして「教則本」以上のものに行くことができない生徒もいる。その中で、ピアノの楽しみをどうやって伝えていくかも、課題だと思っている。