ペダルの練習・ピアノの中を見ながら
明石市魚住の大竹ピアノ教室 大竹道哉です。
本日もブログを発信していきます。
今日は、ペダルについてです。
もちろん
というのは、最も基本的な踏み方であるといえます。しかし、ロマン派、近代になるに従い、「響きの推移」というものが問題になります。
ただ「その時濁らない」ではなく、今、ピアノの前に響いている響きを、どのように次に移すか?となると、もう一つ上のグレードになります。
ペダルを練習するときに、グランドピアノで譜面台をとって、中の様子を見ながらするといいです。
1.これは、ペダルを踏んでいない状態
2.ドミソを弾いた状態
3.ペダルを踏んだのでダンパーが上がって、まわりに音が広がっています。「音の広がり」を覗き込むといいです。
ピアノのダンパーペダルは、上の写真のように、踏むことによってまわりに共鳴を生みます。その共鳴をどのように広げたり収めたりするか?それを「見る、聴く」でわかっていくと、ピアノへの理解が変わってきます。実際の楽曲の練習で、ピアノの中をのぞいて、響きの広がりを見てみることは、とても大切です。
難しいペダルを使う必要がまだない生徒にも、時々遊びとして、このようなことを行うといいです。「ピアノの響きの広がり」を知ることになります。