ピアノはじめの一歩・第4回 数と量

子供の頃、お風呂で湯船につかりながら100まで数えていました。神社の長い階段を、数えながら登ったこともあります。ピアノの鍵盤はたくさんありますね。いくつあるでしょうか?白はいくつ?黒はいくつ?鍵盤をひとつひとつ弾きながら、数えてみてください。

さて、鍵盤には白と黒がありますが、そのうち黒い鍵盤は、2つと3つのグループに分かれています。

まず、2つの黒鍵を、2本の指で見つけましょう。

3つの黒鍵は、手が小さければ、パーの手で押さえてもいいですね。

たくさんの鍵盤の中からある音を見つけようとするとき、黒鍵の位置を利用するとわかりやすいです。

2つの黒鍵の周辺に「ドレミ」がある、とかたまりで覚えるところからはじめましょう。それから「ド」だけ「レ」だけ「ミ」だけ、それぞれいくつずつあるか数えながら、即座にポンポンと同じ音を鳴らしていくと、素早く見つけられるようになります。

数を数えられえたら、まとまった「量」についてみてみましょう。

お皿にりんごはいくつずつありますか?

♩を2つずつ、3つずつ、4つずつのグループに区切ってみましょう。そして声を出しながら

「イチ、ニ|イチ、ニ」「イチ、ニ、サン|イチ、ニ、サン」「イチ、ニ、サン、シ|イチ、ニ、サン、シ」と声に出してみます。

このとき、ただ数を唱えるのではなく、均等に手を打ちながら声を合わせましょう。2つのかたまり、3つのかたまり、4つのかたまりが、調子よく途切れずにずっと続いています。ひとつのかたまり(お皿)の中に音(りんご)がいくつ入っているか、目で見て、手を打ち、声に出して感じ取ってください。

これは大切な、拍子感の練習です。

息を吸って吐く 呼吸は大きな2拍子。

また、私たちが左右、左右と地を踏み、腕を振って歩くのも2拍子です。

「こいぬのマーチ」にあわせて「1,2」「1,2」と歩いたり、手拍子を打ってみましょう。拍子からずれないで、曲に合わせられるかな?

次回はこの「拍子」についてみていきます。

無料体験レッスン

【大竹ピアノ教室】トップスライド画像
1回45分程度の無料体験レッスンを受講いただけます。
必要項目をご入力の上お申込みください。
皆様のお申込みをお待ちしております。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です