オーケストラのパート別のような練習
メンデルスゾーンの無言歌集の最初の曲「甘い思い出」
この曲は「右手・左手」という分け方よりも「上声」「中声(アルペジオ)」「下声バス}という3声の分け方のほうがいいと思います。
手はこのように分けられます。
また、チャイコフスキー四季(12か月曲集)四月松雪草
メロディーは、和音の音域の中に入ったり外に出たり、手で言うと、左右の手を行ったり来たりします。
このような場合も「右手・左手」という分け方もあまり音楽的な意味をなさないと思います。
オーケストラの楽器と考えて、パート練習のようにするといいのだと思います。そうすると「各パートの役割と弾き方」を考えることができます。
つまり「練習時の分け方」は「右手・左手」というよりも「役割・オーケストラの楽器」のように考えるといいです。
また、ワルツなどは
左手のパートはaとbに分けられます。これも「左手を練習」もありだけれど「パート別の練習」が必要なように思われます。