なぜ「楽譜を自分で読む」のか?

こんにちは。
明石市魚住の大竹ピアノ教室の大竹道哉です。
本日もブログを発信していきます。


先日、新聞のクロスワードパズルをしようと思って、古新聞を引っ掻き回した。出てきた新聞にはもうすでに妻の文字が・・・
そりゃ、応募はできるけれど、つまらない。

ちょっと待てよ。楽譜を読むっていうのもこういうことかな?
読む=考える つまり考えるからである。
聞いたものを単にそのまま演奏すれば、手っ取り早いかもしれない。しかしそれでは「演奏者本人の中での目的」が存在しなくなる。演奏者は「読んだものを音にする」そこに「様々な思索、練習をする」その行為そのものが、演奏者にとっての目的の一つであるから。
ただ真似するのではなく、「自分で読んで考えて」それが演奏者にとってのプロセスであり、目的であるから。

作曲者にとってみれば、ポンとそこに作品が置かれるのではなく、作品を書く間の様々な試行錯誤が、作曲の目的の一つである、ならば、演奏者にとっても同じこと。つまり広い意味での「練習」は「演奏の場」への手段であるけれど、「練習そのもの」も目的であるということ。
「楽譜を読む」ことによって「どのようにすべきか」を考える。その考える場は「自分で楽譜を読む体験」であるのではないだろうか?
他人にやってもらったクロスワードパズルでも、応募はできるだろう。でも「自分で考える」がそこにない。

単に「楽譜を読まずに耳コピ」はどうかと思う。ほんとうの「耳コピ」は、表面だけ安易に聞くのとは違う。その演奏の「真髄」まで聴きとる、高度な挑戦とでもいうものだろう。

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