2016年9月26日 / 最終更新日時 : 2020年2月2日 大竹 道哉 大竹道哉『日々雑感』 「どの楽譜がいいか?」という話になると ピアノレッスン 「どの楽譜がいいか?」という話になると、決まって「35小節目の右手の音はGIsかAか?」というたぐいの話になる。私はそれが大切ではないとは言わないが、もっと大切な点があると思う 1.作曲家にとって書いてあ […]
2016年9月15日 / 最終更新日時 : 2020年2月2日 大竹 道哉 大竹道哉『日々雑感』 ブログ10周年。 今日でブログ「日々雑感」10年を迎えました。いろいろ書きたいことを適当に選んでつづってきました。文章もつたないし、これで伝わるかどうか、内容があるかどうか、反省ですが、なんだか皆様に読んでいただけるようで、ピアニストのラ […]
2016年9月7日 / 最終更新日時 : 2020年2月2日 大竹 道哉 大竹道哉『日々雑感』 演奏における模倣 再び こちらもご覧ください 今は「デジタル時計」だから、このことはできないのですが 子供のころ、ねじ回しを持って時計を分解したことがあります。中のしくみを見たかったのです。一つ一つの部品が何のためにどのように動いているか、それ […]
2016年8月8日 / 最終更新日時 : 2020年2月2日 大竹 道哉 大竹道哉『日々雑感』 ピアノの楽譜は、原則上下2段、当たり前なようだけれど・・・ つい見逃してしまう些細なことかもしえないけれど、ピアノの楽譜って原則2段譜なんですよね。な~んだって言うかもしれないけれど、とりあえずは「上音域=ト音記号=右手」「下音域=ヘ音記号=左手」ですよね。 ところが、ある程度難 […]
2016年8月7日 / 最終更新日時 : 2020年2月2日 大竹 道哉 大竹道哉『日々雑感』 心の響きを聴いてから・・・ 今年の夏も、コンクール審査にあちこちに顔を出しました。いつも聴こうとしているのは、「演奏者の心の中の音風景」です。達者に弾いているようでもこのことが「ポコッ」と存在しないことがよくあります。 心象風景として「音を心の中で […]
2016年8月4日 / 最終更新日時 : 2020年2月2日 大竹 道哉 大竹道哉『日々雑感』 中村紘子さんの訃報・・・ 戦争が終わったのが1945年8月。復興、それから高度成長。クラシック音楽の日本における受容も、これらのこととは無関係でいられないだろう。まだ、テレビも普及していない時代に、「会場に行って舞台を見聞きする」ことへの要求は、 […]
2016年6月26日 / 最終更新日時 : 2020年2月2日 大竹 道哉 大竹道哉『日々雑感』 ピアノレッスン テンポをもっと速く、ゆっくり テンポをもっと速く、もっとゆっくり コンクールの講評に書くことがあります。 Aさんは♩=120でちょうどいいけれど Bさんは♩=120だと速すぎる。 もっと言うとCDで聴いたピアニストと同じテンポなのに 「速すぎる」と書 […]
2016年6月19日 / 最終更新日時 : 2020年2月2日 大竹 道哉 大竹道哉『日々雑感』 ピアノレッスン・例えばこんなことも、レッスンの初期段階で押さえておきたい モーツァルト:ピアノソナタ イ長調 Kv.331 第1楽章 第1変奏です これを書き換えると、このようになります。ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロでしょうか。 さらにパート譜にすると となります。パート譜から受ける印象とし […]
2016年6月10日 / 最終更新日時 : 2020年2月2日 大竹 道哉 大竹道哉『日々雑感』 先日の友人の演奏から 友人が古典派のソナタを弾いてくださいました、そのあとの手紙の一部です。修正、加筆してあります おそらく「テンポやペースが不安定」だったのは「表情を込めよう」とした動作がオーバーフローし(あふれ出てしまう)テンポやペースを […]
2016年6月8日 / 最終更新日時 : 2020年2月2日 大竹 道哉 大竹道哉『日々雑感』 ピアノのレッスンで生徒に注意するときの様々な言葉② 前回、「意識の変化」→「動きの変化」→「音、音楽の変化」ということを述べたが、これがアンバランスに行われる事態ということについて、考察できると思う。 たとえば「安易な物まね」「これこれを聴いてそのようにしなさい」というの […]