2021年10月7日 / 最終更新日時 : 2021年10月7日 大竹 道哉 大竹道哉『日々雑感』 貴婦人の乗馬 La chevaleresque 出だしから、軽やかなタッチが要求されます。1小節の和音が、重くなく適度な弾みを持ってリズム感のある演奏につなげていきたいです。1小節目が重くなるのは、手全体で鍵盤を押し下げていることが多いです。この方法は、いくつか問題点 […]
2021年9月29日 / 最終更新日時 : 2021年10月10日 大竹 道哉 日記・エッセイ・コラム 大竹道哉ピアノリサイタル 版画・物語・展覧会の絵 2021年11月13日(土)午後2時開演日本基督教団飯盛野教会兵庫県加西市段下町880 調律:岡本ピアノ⼯房 協⼒:⽇本基督教団飯盛野教会後援:⼤阪⾳楽⼤学・⼀般社団法⼈ 全⽇本ピアノ指導者協会(ピティナ)・⼀般社団法⼈ […]
2021年9月12日 / 最終更新日時 : 2021年9月12日 大竹 道哉 大竹道哉『日々雑感』 「テンポを正確に弾きなさい」と「テンポを正確に弾くと、このようなことが聴こえてくるよ」 私は、基本的に後者のほうでありたいと思っています。この2つは、全く違うと考えています。 これを実行することは、指導者にとってすごい勉強になるし、新しい発見も多いです。例えば「ベートーヴェンのソナタのこの個所は、なぜ正確な […]
2021年8月31日 / 最終更新日時 : 2021年8月31日 大竹 道哉 音楽 「いろいろな弾き方で・・・・」 今年6,7,8月とコンクールやアドバイスにあちこち行かせていただきました。このような大変な状況の中、開催のためにご準備されたスタッフの皆様、ピアノの先生、保護者の皆様に感謝します。本当にありがとうございました。さて、特に […]
2021年8月25日 / 最終更新日時 : 2021年8月25日 大竹 道哉 大竹道哉『日々雑感』 休符について考える モーツァルト:ピアノソナタ イ短調 K.310 K6.300d 第3楽章159~ 私が先日レッスンで問題にしたのは、赤で囲った休符についてです。 のように考えてしまう人が多いのではないだろうか。私は、このような演奏に「物 […]
2021年8月17日 / 最終更新日時 : 2021年8月17日 大竹 道哉 大竹道哉『日々雑感』 バッハ・インベンション15番はなぜ難しいか? マタイによる福音書;第6章3節より「・・・右の手のすることを左の手に知らせてはならない。」 この曲の上声冒頭は、八分休符である。バッハの作品に、この冒頭と同じリズムは大変多い。インベンション、シンフォニアでもよく見いだせ […]
2021年8月8日 / 最終更新日時 : 2021年8月8日 大竹 道哉 大竹道哉『日々雑感』 ピアノの練習・シミュレーション力をきたえるには アルゲリッチだったかな?通学のバスの中で楽譜を見ているだけでラヴェルの協奏曲が弾けるようになったという。(様々な異論、いやそれはリヒテルだとかギーゼキングだとかバスじゃなくて電車の中だとか、ラヴェルじゃなくてシューマンだ […]
2021年6月6日 / 最終更新日時 : 2021年6月6日 大竹 道哉 大竹道哉『日々雑感』 リードオルガンを使って ピアノを使ってこの譜例のように演奏することは、物理的には不可能です。でも、リードオルガンならそれができます。 ピアノを弾くとき、ただ単に「書いてある音だけ」を相手にするのではなく「背後に響いているハーモニー」が「聴こえる […]
2021年5月20日 / 最終更新日時 : 2021年5月20日 大竹 道哉 アート・文化 バッハの平均律のレッスンから その2 バッハの平均律のレッスンから その2教会に来て、一つ思いつきました。以下の楽譜の通り、リードオルガンで和音を弾いてみます。 ピアノは「弾いた音がだんだん大きくなる」ということがないのですが、リードオルガンなら膨らましてい […]
2021年5月11日 / 最終更新日時 : 2021年5月11日 大竹 道哉 大竹道哉『日々雑感』 バッハの平均律のレッスンから その1 バッハの平均律のレッスンから その1 先日のレッスンの曲、この楽譜を、譜例1のように考えるか、譜例2のように考えるか?譜例1 譜例2 よく「譜例2」のように弾くことを指示しがちですが、そうすると、ただアクセントのついた音 […]