これは新たな発見なんだろうか?誰かすでに書いたことだろうか?
バッハの平均律クラヴィーア曲集 第1巻 第1番 ハ長調 BWV846について
以下の2点は、今まで言われてきたことでしょうか?
1.この「前奏曲」の書法がショパンに影響を与えた→こちらの記事 譜例1 譜例2
2.この「フーガ」は小節数に寄って「バッハ自身」の「三位一体」の神への信仰を表している。
フーガは前半14小節、後半14小節で構成されている。14という数字は、バッハが自分自身を象徴する数として、多くの曲の中に用いている。このフーガ14小節目後は後半の一小節目と重なっているので、曲の全体は27小節になる。27という数字は3の3乗であり、3はキリスト教の「父、子、精霊」の三位一体を表す数字である。バッハは「自分の数字」と「三位一体の神の栄光の数字」を巧みにこの曲に織り込んでいる。バッハは「クラヴィーア練習曲集第3部」を27曲構成にして「三位一体」の神への信仰を表しているというのは、周知の事実であるから、このフーガでも小節数で信仰を表しているのは、間違いないだろう。
今まで、何かの文献で言われていることかもしれない、とは思っていますが、今のところ目にしていません。ご存知の方は教えてください。