持続音・減衰音

アコースティックな楽器全体は、音の性質により2つに分けられる。→楽音
1.持続音
2.減衰音
例えば、オーケストラを見回してみると、ほとんどは1である。声楽も1に含まれるであろう。弦楽器がピチカートをすると2になるという例外はあるが・・・2は超少数派だ。打楽器と、ハープぐらいか・・・・ところがピアノ、チェンバロは1である。これは、ピアノを弾く場合どのようなシチュエーションでも問題になる。ソロで弾くとき、他の楽器(声楽も含めて大抵は1だ)と合わせるとき・・・・
その場その場で起こる問題について対処しなければならない。1の場合は、音を出してからその音をcresc.やdecrescができる。われわれピアノをする者にとって、2の楽器でさも1のように考えたり響かせたりすることが要求されていると思う。

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