このようなことでも演奏が違ってくるかもしれない
ショパンのバラードの楽譜にこだわってしまいましたが、ちょっと気になる箇所がありました。パテレフスキー版と、ヘンレ版の違いですが、左手のリズムの取り方に注目![](http://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/00/5c/184a173a4bfbc2822be8e753f6577986_s.jpg)
パテレフスキー版は、この□で囲ったリズムを、きちんと分割しているが、ヘンレ版は2分音符で書いている。この2つの楽譜を前にしたとき、「弾き方が違うだろうな」と思うのは私だけではないでしょう。ヘンレ版の方が「何か境目のようなものを突っ切ってシンコペーションになっている」そこで言うとパテレフスキー版は、「拍に収まった、おとなしい」感じがします。![](http://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/70/ed/49514f2f7d5861a7d6f34da4a4939e6d_s.jpg)
楽典上はパテレフスキー版の方が「正しい」ので。このような楽譜になったと思うのですが、作曲家はともすると「規則を破る」ことによって「訴え方の強さ」を表しているようにも思えるのです。
版を選ぶときに、このようなことにも注目すべきだな。と思います。ヘンレ版のバラード第4番の冒頭。これも演奏が違ってきます。
![](http://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/00/5c/184a173a4bfbc2822be8e753f6577986_s.jpg)
パテレフスキー版は、この□で囲ったリズムを、きちんと分割しているが、ヘンレ版は2分音符で書いている。この2つの楽譜を前にしたとき、「弾き方が違うだろうな」と思うのは私だけではないでしょう。ヘンレ版の方が「何か境目のようなものを突っ切ってシンコペーションになっている」そこで言うとパテレフスキー版は、「拍に収まった、おとなしい」感じがします。
![](http://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/70/ed/49514f2f7d5861a7d6f34da4a4939e6d_s.jpg)
楽典上はパテレフスキー版の方が「正しい」ので。このような楽譜になったと思うのですが、作曲家はともすると「規則を破る」ことによって「訴え方の強さ」を表しているようにも思えるのです。
版を選ぶときに、このようなことにも注目すべきだな。と思います。ヘンレ版のバラード第4番の冒頭。これも演奏が違ってきます。
![](http://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/3e/b1/d8ed91af97aa9742037aca7e10f1a180_s.jpg)