アマチュアピアノへの期待

・ピアノをいろいろな方々に教えています。それらはそのまま私の栄養になっていたり、元気の源になっていることを気がつかされます。

・その中には「アマチュアピアノの人々」がいます。コンクールでは、PTNA「グランミューズ」などで、ほかにもアマチュアピアノの会に寄せてもらったりしていますが、彼らは「元気」だな、と思います。

・プロになってしまうと、「危険なことは避ける」傾向になります。発言も「自分の地位を守ったりしてしまう傾向があり、思い切ったことがいえません。

・そこへいくと、アマチュアにはそのようなしがらみがない、そのしがらみのなさが「自由」であり「大胆」であり時には「無謀」だったりします。でも、その「無謀さ」が新たな豊かな文化を生むことがあります。あるアマチュアピアニストが「無法地帯」といっていましたが、それこそが次の新しい音楽文化を生むエネルギーであることがある。ということを忘れてはいけないと思います。

・ベートーヴェンやモーツァルトだって当時は「無法地帯の音楽」だった。ましてはマーラーなんか絶対に無法地帯でしょう。(もちろん私はマーラー大好き、尊敬しています)それらはアマチュアのサロンやアマチュアの演奏家との交流の中から発した文化であることを、忘れてはいけません。

・時々、その大胆な思いをついつい否定してしまうことがあります。反省すること多しです。

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アマチュアピアノへの期待” に対して1件のコメントがあります。

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