コンクールやテストなど講評用紙:気を付けなければいけない

コンクール、音大の試験などで、演奏に対する講評を書くことがある。短い時間で演奏を聴きながら書くことは難しい。

本来、演奏を聴くということは、聴いたその時だけでなく、後から反芻するものだと思う。レッスンの場合でも、今日聴いた生徒の演奏を思い返し、いろいろ考えをめぐらし、次回のアプローチを考えることも多い。私はたとえ、一回限りのレッスンの場合でも、後で考えて「このことを言っておけばよかった」とか「このような練習をすればいいかも」などと思い返し、後から連絡を取ることもよくある。

しかし、試験やコンクールの講評には、この「時間をかけ、熟考して書かれた」ということはあり得ない。すると、書かれることにおのずと偏りが生じる可能性がある。書かれることは、内面的なものよりも、表面的なもの、奥にある原因よりも、その場で起こっていることになりやすい。また、アドバイスの内容も、じっくりすることよりも、とりあえず表面的なテンポや音量、といったことに傾きがちで「演奏者が本当に音を聴いているか」などの判断はどちらかというと書かれにくいだろう。

もちろん、私たちはそれに気を付けて書いてはいるが、時間に追いまくられて書いていることは事実。だから、現場の先生には「熟考」「反芻」が必要だと思う。そして、生徒の問題がその講評用紙とは全く違った原因であることも経験したことがある。

ある生徒が複数の先生に「もっとテンポを早く」「左手のタッチをしっかり」と書かれたが、実際にレッスンをやってみると「左手を耳できちんと認識せずに、音が抜けていた」という「聴き方」の原因であったことが、以前にあった。

わたしもついつい、講評が「書きやすいこと」や「言葉で説明しやすいこと」に傾いていると思い返すことがある。あとから「このことを言っておくべきだった」とある演奏に対し反芻することもある。講評は見識のある先生方が、真剣に聴いて書いていることは確かだが、「じっくり聴き考えて指導する」のは、現場の先生である。「じっくり反芻し考えなければ出てこないこと」は多い。
もちろん、このようなアドバイスには、普段見ていない視点などからもあり、有益であることは多いことは言うまでもない。

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