バーチャルな楽器:ピアノ

Photo_2 「この楽器はバーチャルだな」とよく思うことがある。たとえば、のばす音。全音符だったら、指を置いておくだけで音がつながる。しかしこれが「管楽器」であれば「息を止めたら」弦楽器だったら「弓を止めたら」音が消える。つまりピアニストにとっては「長い音=止まっている」かもしれないが、多くの楽器では「長い音=動いている」なのだ。「指は止めているが、動いている『つもり』になる」この『つもり』の部分がバーチャル(仮想現実)と考えられる。
また、どこかのパートに休符がある、というのもバーチャルだ。そのパートの人は、次の出だしに気持ちをふくらませている。
ピアノを弾く動作は「次々に弾くべき音を追っていく」状態になっている。では「今出続けている音」や「休符」に配慮が足りなくなりやすい。なぜなら「出続けている音」も「休符」も「積極的な動作」がない。かといって長い音符を弾いているときに手首を揺らし続けたら「無駄な動き」になるだろう。動かしたからと言って音によい効果は出ない。
心の中で「この音は動き続けている」と思うしかない。それによって「他の音」との調和をとっていかなければいけない。こういった音の存在は枚挙にいとまがないが、「伸ばし続けている音」にちょっと気を向けると、他の音との兼ね合いや微妙なタイミングが変わってくる。演奏も「なんとなく」良いものになる。
試しに、そのような音や休符に印をつけてみるといい。○の数は大変な数になると思う。

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