保健師さんからのメール

・今日、大人の生徒さんで、保健所にお勤めの方から「今月のレッスンを休みたい」とメールが届きました。

「今回の東北関東大震災を受け、厚生労働省より依頼があり被災地(宮城県気仙沼市)に派遣されることになりました。前回のレッスンで「時事問題の縮図」と言って下さりましたが、まさしく・・・避難所で支援を行う保健師の数が足りないので、各自治体の保健師もローテーションを組んで派遣されるのです。」

・前回のレッスン時、この保健師さんから、本当にさまざまな地域の問題に直面して、その中で仕事をしていることをおうかがいしました。それはまさに「現代社会・時事問題の縮図」ともいうべきものだったのですが、それが今度は・・・・

続きのメールがきました。

「被災地の状況は過酷で、先日受けたミーティングでは、私が行く気仙沼の地域では、中学校は避難所で小学校は遺体安置所になっているようです。今でも避難所は寝返りがうてないくらい狭く、風邪やインフルエンザが蔓延しているようです。」

「被災直後に行った保健師は、ひたすら遺体の顔拭くことしかできなかった…とか。日々、必要とされる支援は変わってきているようです。今は主に体調管理と衛生面での指導、メンタル支援が必要とされているようです。」

今日の神戸新聞の夕刊に、学校の体育館が遺体安置所になって、そこで検視官がどんな気持ちで仕事をしているのかが書かれていました。

・何もできない自分にできることは、ただ祈るだけです。頭の下がる思いです。「衛生状態などが悪いと聞いていますので、どうか健康にお気をつけてください。」と返信しました。

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