暗譜について2

レッスン中に私がよく行うこと・・・暗譜について2
これはこれまでも書いてきたことなので、あらためて書くこともどうかと思う内容です。
例えば、まだ暗譜があやふやな時に。楽譜なしで演奏してみます。これを自分にも生徒にもさせています。生徒は「暗譜していない」と拒否しようとすることもありますが「忘れても怒らないから」ということで納得してもらいます。
当然、忘れたところや、弾けなくなるパートが出てきます。止まったりつっかえたりします。そこで生徒は楽譜を見ようとしますが、「それは今はダメ!」といいます。「思い出したり、考えたりして、片手やパートをなんとなくでもいいから弾きつないでみて。」といいます。さて、ここで考えることは「2つ」のことです。
ひとつは
「昨日の練習でどのように弾いたかな?」
もう一つは
「この曲はこのあとどのように展開するだろうか。和声は?メロディーは?対旋律は?」
一つ目は「練習のときにもうすこし注意深く自分の音を聴いていたらよかった」です。
二つ目は「作曲家がこのあと曲をどのように書き進めていくか?」を追体験しているわけです。
つまり、演奏のときに2ついわれること
「自分の音をよく聞きなさい」
「作曲家の気持ちを考えなさい」
これを実践していることに他ならないです。
忘れる個所とその傾向を知っておくと、自分の欠点把握につながります。「自分はこのようなことを聴いていない」「自分はこのようなことを気に留めていない」ことをまず忘れます。
一通り楽譜を見ないまま、何とか弾きつないで行って、あとから楽譜を見ます。「ああ、こうだったんだ」と、ただ楽譜を見るときよりずっと大きな感情の動きとともに楽譜を見て、自分の心の深くにしまい込みやすくなります。
このプロセスは、かなり「考えること」をします。頭も心も総動員します。ぜひお試しください。これを経験すると「暗譜は考えること」と思えるでしう。
注意事項としては「絶対に怒らないこと」です。これは「なんで暗譜ができていないんだ!」というコンセプトとは全く違います。また、生徒の「できない部分」に触れるので注意が必要。「わかってよかった」という喜びを最後に必ず持てるようにすることがポイントだと思います。
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