分岐点

こんにちは。
明石市魚住の大竹ピアノ教室の大竹道哉です。
本日もピアノに関するブログを発信していきます。

こんな感じの曲は、初歩の教則本をやっていると、だいたい一年ぐらいで出てくるでしょうか?さて問題は、このような曲を「どのように理解しているか?」「どのように頭に収めているか」です。
「左手のドを弾いてから、右手はミソを2回弾く、次は左手のシを弾いてから・・・・」

おっと、ピアノ教師は「要注意」だと思います。いや、警報を鳴らすぐらいではないといけないかも。この考え方を放っておくと「頭の中が単旋律しか処理できない」「ひとつのことだけしかできない」思考になってしまい、ピアノ(あるいは鍵盤楽器全般)に繋がらなくなります。ここから先、ピアノの練習は「混乱とともにあるガラクタのような音符のガレキ」と格闘することになってしまいかねない。この譜例は、いつも出している「間違った例」ですが・・・・

私は「ピアノが豊かに、理解して弾けるかどうか」の分岐点は、けっこう初歩の段階にあると感じています。以前「合奏の模倣→としての鍵盤楽器演奏」ということを提唱しましたが、このモデルのように頭脳の配線をつなぎ始めるのは、初歩の段階だというわけです。

左手は豊かに歌い、右手は休符の呼吸をよく感じ、正しいタイミングにやさしく入ってあげる。その間も「左手が歌い続けている」ことを忘れてはいけない。
この「左手のようなパート」は、通常弦楽器や管楽器で演奏する場合、音の最後まで弓を動かし、あるいは息を吹き続けます。ピアノはこのような「音を継続するために積極的な動作がない」ために、意識が遠のいてしまいまいやすいのです。
左手を声に出して歌いながら右手を弾くと、わりと左右がきちんと分離できるようですが、これも生徒の「歌い方」や「楽譜を見る目線」などにも先生が注意を払わないといけないです。
バッハのインベンションは、このような意味で「正しい思考の方向」をもっているかどうかを確かめることができます。お互いそれぞれが歌いながら、両方が調和するようにできているのです。

また、次のような曲でも要注意。

「右手がソのとき、左手がソシ、右手がシラソラシのとき左手がファ♯ド」などと言い出したら危ないです。左手の和音がつながりを持つように。ハーモニーというのは「ひとつの和音」で成立するのでなく、「つながりや関係を持って意味をなしてくる」からです。
ただ「時系列に音符が並べられたから○」をやっていると、上記の「悪い例」→「混乱とともにあるガラクタのような音符のガレキとの格闘」へとつながっていきます。
プロフェッショナルな人間は、素人に見えないものを見て、判断していく必要があると感じています。

●参照はこちら
合奏をもとにしたピアノ演奏の在り方

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