特別講義 終わりました・ありがとうございました

お茶の水女子大での特別講義終わりました。昨日の講義は「楽譜の見方」中心でした。もちろんそれが「演奏」に直接反映されます。
多くの方とのブログやFBの交流は、今回のために多くのヒントを与えていただきました。本当に感謝します。
「楽譜の編集過程」ということを望んでいらしたようですが、私は「基本的な楽譜の見方」がしっかり考えることができれば、最終的にたどり着くものと考えています。
同じ曲の「楽譜の書かれ方」によってどのように感じ方が変わってくるか、そこから「望まれる音楽」とはなにか、一人ひとりが考えていくことが「文化」になっていきます。
「日本のピアノ教育界」では、「誰か本場の人のものがいい」ということで、模倣ばかりを繰り返してきました。ですから、注意事項、たとえば」「一定のテンポで」ひとつとっても「その結果どうなるか」その先が言えない、ということがほとんどであり、結果ピアノ教育の現場が「命令と服従」という形になる。それでは生徒の「正しく音楽を受け取る可能性」も削いでしまうのです。
これから第2部ともいうべき「ピアノのテクニックや表現方法」についても、どこかで講座ができたら、と思っています。いつでも連絡ください。m-ohtake☆iris.ocn.ne.jpです。もちろん「お題」や「ご意見」もお待ちしています。

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