ピアノレッスンの中の「根性主義」
ピアノレッスンの中でもある種の「根性主義」みたいなことがあるかもしれませんね。スポーツで言う「うさぎ跳び」みたいなこと。
本当はピアノを弾くのは「強い筋肉」ではなく、「細やかな神経」のような気がします。もしそうでなかったら、80歳、90歳のピアニストが若いピアニストと同じようにホールの後ろまで届く音で1時間を超えて演奏できるはずがありません。
「××を百回」ということにしておけば、教師はラクかもしれませんが、「回数の自己満足」だけになってしまうかも。きちんと「裏付けのある練習」をどうしたらできるのか、教師は深く考えないといけない、と思っている今日この頃です。
非常にデリケートな問題を含んでいるので、別に記事を書いていますがちょっと躊躇しました。「批判」するにはそれに対し「責任を持った対案」を出せなければいけないと思っています。