先日のレッスンで
こんにちは。
明石市魚住の大竹ピアノ教室の大竹道哉です。
本日もブログを発信していきます。
小6の生徒のレッスンで、私はこのようなことを言った・
「ここの箇所、あなたの弾いているのはテンポは正確なんだけれど、あえて「テンポを正確に弾こう」と思って弾いてみて!」
そうすると、そこの箇所の音の緊張感が、見違えるように変わって、思い通りの音になりました。
「ここの箇所、あなたの弾いているのはテンポは正確なんだけれど、あえて「テンポを正確に弾こう」と思って弾いてみて!」
そうすると、そこの箇所の音の緊張感が、見違えるように変わって、思い通りの音になりました。
さて、ここで考えてみます。
1.ただ何となく○○である音。
2.○○にしようと強く思った音。
なんとなくここにある音。
絶対ここに置こうと思った音
1と2とは、音の持つ緊張感が違います。その曲のシチュエーションのなかで、どの程度の緊張感が必要か?そこまで指導者が聴き取る必要があります。もちろん、1も必要だと思います。
このようなことは、強弱でもよくあります。「ここ、あなたの演奏はピアノになっていたけれど、ここであえて『ピアノにしなくちゃ』と思って弾いてみて!」それによって「単なるピアノ」ではない「ピアノの持つ緊張感」が出てきます。
もちろん「緊張を抜く」ものもあります。
これらのことから言えることは「楽曲演奏のテンポや強弱は、そのものの数値を超えたものを要求していることがある」ということ。