ある伝統工芸士さんの一言から

『練習が好きな生徒』は、一回一回の練習を『🤔考えて工夫』しながら練習します。また、練習しないときでも『次はどのようにしょうか❓』と、心と頭の準備をします。
『練習が嫌いな生徒』は、ただ良くてもひどくてもお構い無しに弾きます。この差は言うまでもなく『とてつもなく大きい』です。という私のfacebookコメントに、wakiさんという方が、コメントを寄せてくださいました。

Hiroshi Wakiさん
技術の修練には欠かせないことですね。形から入るとその次も形で覚えるだけです。しかし内容を考えて覚えると、それを基礎に応用できる力を養うことが出来ます。それが次の新しい技術の開発に繋がるので、どんな時も内容(本質)を知ることは技術者には必要があるかもしれませんね。

あまりに重要なことだと思って、あらためて考えてみます。(もちろん自分の専門の音楽やピアノのことですが・・・)
「形から入る」というのを私たちのピアノレッスンに当てはめてみると
「ここをもっと強く」とか「ここをもっとdim.にして」とか「ここでこの音をもっと小さく」とか「そこの音♯を忘れないで」だったりです。レッスンの現場では、生徒は先生に従い、その「個々のこと」を実行します。
さて、ただそれだけでは・・・・ある特定の曲の「個々の弾き方のうちの一種類」を知ったにすぎません。

問題は「先生のいう個々のことに従った」ことにより「何か新しいものが聴こえてくるかどうか」です。単純に「♯をつけ忘れていた」だけではなくつけることによってそこの「ハーモニー」が前後とどのような関係を持つか見えてくるかどうか。そこをdim.にすることによって、より明確に対比が聴こえて、曲の全体像の形がはっきりするとか・・・・

もちろん「ピアノの先生」は「プロ」ですから「テンポを正確にすること」や「♯をつけ忘れないこと」によってより高度な「何か」が聴こえてくることを熟知して言っていると思います。こちらもよく読んでください。

生徒もそれを考えることにより、Hiroshi Wakiさんのおっしゃるように
「形から入るとその次も形で覚えるだけです。しかし内容を考えて覚えると、それを基礎に応用できる力を養うことが出来ます。それが次の新しい技術の開発に繋がるので、どんな時も内容(本質)を知ることは技術者には必要」ということです。

ただ「形だけ言われるままやっているのは」これかこれです。

(写真はWakiさんの作品を着て演奏会を開いたときのものです)

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第2回 ピアノ学 10月15日開催(ズーム集会は9日)
10月9日
第1部21時から 
第2部22時から
zoom開催
ピアノ学第2回開催(10月15日午後1時・足立サロン・大阪市西淀川区御幣島1-5-6)に当たって、またまた前夜祭としてzoomk会議を開きます。プロ、アマチュア問わず、ご興味のある方は誰でも参加できます。
ご希望の方は、こちらから「zoom希望」と連絡ください
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10月15日午後1時から、
足立サロン(大阪市西淀川区御幣島1-5-6)にて第2回ピアノ学講座を行います。講座の前にはミニコンサートと公開レッスンがあります。ピアノ専門家から、アマチュアの方、ピアノはやっていないけれどなんとなく興味のある方もOKです。受講希望者はこちらから


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