NHK文化センターの講座・・・・・

北欧の作曲家とピアノ曲を巡って
11/12(木) 10:30~12:00 NHK文化センター 梅田教室
北欧の代表的な作曲家3人と、ピアノ曲を巡っていきます。特に、フィンランドのシベリウス、デンマークのニールセンは、生誕150年であり、ともに「交響曲」というジャンルでその才能を発揮させたことで知られています。
大作の合間に書かれたピアノ小品にスポットを当てます。北欧の風土、文化、クラシック音楽の時代の流れなども考察しながら、お話、演奏、鑑賞をしていきます。

シベリウス(1865-1957)について気になることは、やはりあの沈黙の時期にことです。彼の作品リストを見てみると1929年以降全くの空白だということです。
初期は、ロマン派を継承した音楽を書き、病を克服して、象徴的な作風へと変化した。そして7曲までの交響曲を発表する。
人々の期待は「フィンランディア」に見られるような「わかりやすい、自分たちのシンボルとしての音楽」を期待していたのではないだろうか。彼は生前「自分のところに来るファンレターの多くは『フィンランディア』と『悲しきワルツ』についてだけだ」と嘆いていた。
大衆は「旋律」を求める。しかし、作曲家は「響きの心象風景」を書こうとする。「4小節、8小節」で、歌いやすくまとまった旋律には「数に限りがある」
その一方、新たな自身のスタイルで、どこまで書き続けられるか。「以前と同じもの」を書いては何も意味がない。かといって「さらに新しいスタイルで曲がが書けるか」という問題もある。音楽の時代は、様々に変化し「これ」といったものがなくなった時期に来ていた。(このように考えると、ストラヴィンスキーが、スタイルを変化させたのも納得できる)
ただ「五線紙をオタマジャクシで埋めれば」いいのではない。今まで自分も誰も書かなかったもの、そして自分の心に納得のいくもの。それが行き詰ったのではないだろうか。ましては「第二フィンランディア」など書けたところで意味はない。
彼の小さなピアノ曲は、そんな思いのはざまに「つづられた一瞬の心象風景」のようにも思える。

今後の予定
11月12日 10:30 NHK文化センター
11月25日 17:15 大阪音楽大学ミレニアムホール
12月12日 14:00 大阪音楽大学(音楽院)

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