2016年8月7日 / 最終更新日時 : 2020年2月2日 大竹 道哉 大竹道哉『日々雑感』 心の響きを聴いてから・・・ 今年の夏も、コンクール審査にあちこちに顔を出しました。いつも聴こうとしているのは、「演奏者の心の中の音風景」です。達者に弾いているようでもこのことが「ポコッ」と存在しないことがよくあります。 心象風景として「音を心の中で […]
2016年6月26日 / 最終更新日時 : 2020年2月2日 大竹 道哉 大竹道哉『日々雑感』 ピアノレッスン テンポをもっと速く、ゆっくり テンポをもっと速く、もっとゆっくり コンクールの講評に書くことがあります。 Aさんは♩=120でちょうどいいけれど Bさんは♩=120だと速すぎる。 もっと言うとCDで聴いたピアニストと同じテンポなのに 「速すぎる」と書 […]
2016年6月19日 / 最終更新日時 : 2020年2月2日 大竹 道哉 大竹道哉『日々雑感』 ピアノレッスン・例えばこんなことも、レッスンの初期段階で押さえておきたい モーツァルト:ピアノソナタ イ長調 Kv.331 第1楽章 第1変奏です これを書き換えると、このようになります。ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロでしょうか。 さらにパート譜にすると となります。パート譜から受ける印象とし […]
2016年6月10日 / 最終更新日時 : 2020年2月2日 大竹 道哉 大竹道哉『日々雑感』 先日の友人の演奏から 友人が古典派のソナタを弾いてくださいました、そのあとの手紙の一部です。修正、加筆してあります おそらく「テンポやペースが不安定」だったのは「表情を込めよう」とした動作がオーバーフローし(あふれ出てしまう)テンポやペースを […]
2016年6月8日 / 最終更新日時 : 2020年2月2日 大竹 道哉 大竹道哉『日々雑感』 ピアノのレッスンで生徒に注意するときの様々な言葉② 前回、「意識の変化」→「動きの変化」→「音、音楽の変化」ということを述べたが、これがアンバランスに行われる事態ということについて、考察できると思う。 たとえば「安易な物まね」「これこれを聴いてそのようにしなさい」というの […]
2016年6月2日 / 最終更新日時 : 2020年2月2日 大竹 道哉 大竹道哉『日々雑感』 ピアノのレッスンで生徒に注意するときの様々な言葉① ピアノのレッスンでは、様々な言葉で生徒に注意する。「もっと歌って」「楽しそうに」「悲しそうに」などと、大まかな表情を言うこともあれば「そこはあわてずに丁寧に」とか「少し前向きに」などということもある さらに「そこのペダル […]
2016年5月28日 / 最終更新日時 : 2020年2月2日 大竹 道哉 大竹道哉『日々雑感』 練習の面白さと、理解しながら進むことの関係 この前のフェイスブックのリンクの中で「練習はどれだけすればいいの?」というのがありました。その記事の後のほうに「なぜ練習するのか?」というのがありました。 たとえば子供だったら「自転車に乗れるようになる」とか「逆上がりが […]
2016年5月15日 / 最終更新日時 : 2020年2月2日 大竹 道哉 大竹道哉『日々雑感』 弦楽器の人たちの譜読みを考えてみた ピアノを弾く人たちは、自分で弦楽器をやってみないと「弦楽器の譜読み」ということを考えることはないと思います。でもここであえて「弦楽器の譜読み」について考えてみると、ピアノの譜読みで落とされている項目があり、それを考えると […]
2016年5月11日 / 最終更新日時 : 2020年2月2日 大竹 道哉 大竹道哉『日々雑感』 ピアノレッスン・できない原因 できない原因は2つあり、この2つが絡み合っているはずです。 これは、ピアノに限らないと思いますので、各ジャンルの方々は、自分のジャンルに当てはめてみてください。 ①方法がよくない→この場合はこのまま練習を進めても行き止ま […]
2016年5月9日 / 最終更新日時 : 2020年2月2日 大竹 道哉 大竹道哉『日々雑感』 言われ倒されても・・・・・ ピアノレッスンで、同じことを言われ続けること、よくあると思います。わたしもついつい・・・あります。ここで考えなければいけないのは「実は原因がほかのところにある」「先生はそこに起こっている現象だけを言って、解決策を提示して […]