子供の教材から ポリフォニーの入り口かも?
先日、小学校一年生の女の子のレッスンをしていました。たしか、右手のパートは上図のような曲だったと思います。まだ、両手同時に弾くのをはじめたばかりで、難しそうです。
さて、ここでAとBについてどのような指示を出すか、考えてみます。
①.Aを大きく弾いて、Bを小さく弾く。
②.Aを近くから聞こえるように弾いて、Bを遠くから聞こえるように弾く。
私は②をとります。そして「別の鳥が遠くから鳴いている」という言い方をします。
②を楽譜にすると、次のように考えられます。
これが、頭の中でイメージできたらいいと思います。単に「強い・弱い」ではなく「幾人もの人が歌っている」という発想を持たせる。
というイメージがあるといいと思いました。例えば、最下段を「自分」中段を「近くの鳥」上段を「遠くの鳥」と考えられます。自分の中に「複数の声を持つ」このようなことが「ポリフォニー」へとつながっていくように思いました。
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KREIS DUO クライス・デュオ演奏会
ヴァイオリン 相蘇 哲
ピアノ 大竹 道哉
Program
モーツァルト:ソナタ 変ロ長調 K.378
ベートーヴェン:ソナタ 第7番ハ短調作品30-2《アレキサンダー》
フランク:ソナタ イ長調
- 5/2 (日) 15:00 開演 (14:30 開場)
国際楽器社 4F ホール [大阪市中央区心斎橋筋1-5-28]
チケット 一般¥2,500 学生¥2,000 (ご入場30名様まで) 全席自由
ご予約・お問合せ
相蘇 ( あいそ ) TEL : 06-6332-9039
メール : whxsx1960@yahoo.co.jp