バッハの平均律のレッスンから その1

バッハの平均律のレッスンから その1

先日のレッスンの曲、この楽譜を、譜例1のように考えるか、譜例2のように考えるか?
譜例1

譜例2

よく「譜例2」のように弾くことを指示しがちですが、そうすると、ただアクセントのついた音だけを強く弾く、

のような枠組みだけで音楽が捉えられてしまうように思えます。何だかせわしなさだけが聞こえてしまう。

もし、譜例1のように考えられたら

このテヌートのついた8分音符の弾き方は、単に16分音符にアクセントをつけたものよりも、深く響かせようとすると思います・
長いフレーズができます。
ついつい譜例2を忙しく弾きやすいのですが、この1.3拍目の音を長いフレーズとしてとらえていくと、ゆったりとした音楽を感じることができます。

これを考えているうちに、ショパンのエチュード作品25-1を思い起こしました。(続けます)動画による解説も、作成する予定です。

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