音に気持ちが乗っていない

こんにちは。
明石市魚住の大竹ピアノ教室の大竹道哉です。
本日もブログを発信していきます。


今年も、コンクールの審査をさせていただきました。以前より格段にレベルが上がってきたと思います。特に「極端に何かができていない」という参加者は、ほとんど見受けなかったです。
さてそれで、今年何度も講評用紙に書いた文言に「音に気持ちが乗っていない」というのがありました。これは、多くの方に共通の問題をはらんでいて、私自身も気をつけなければいけないし、反省もあるので書いておきたいと思います。
このようなことが起きるのは、だいたい小3ぐらいから小6あるいは中学生までも、です。特に古典派のソナタなどに多く聴かれました。
1.いわゆる「伴奏」部分が単にのっぺりしていて、ハーモニーの変化に対応していない。
2.1にも通じるが、左手のハーモニーを作る和音などが、おざなりにただ弾かれている
3.スケールやアルペジオが、ただ「タカタカ」弾かれる。特定の調や、向かおうとする先など、音楽のストーリーとは関係ないがごとくただ弾かれる。
そしてたいていは「急いで弾かれているように聴こえる」

どういうことなのか?どうしてこのようなことが起こるのか?
だいたいこんな線が考えられる。
よく「CD」などピアニストの演奏を聴くと、このぐらいの速いテンポで弾かれている演奏は、多いです。もちろんそうでないものもありますが。しかしその「CD]を聴いてみると、決して急いでは聴こえないです。それは
1.よく聞くと、一つ一つの音は、大変よく選ばれていて、ただ粒がそろっているだけでなく、そのテンポにふさわしい躍動感や軽やかさを持っている。また、その音の連なりは、音楽の方向やハーモニーをきれいに形作っている。
2.ただ速いだけでなく、さらに大きな「くくり」が聞こえてくる。子供の演奏にはない、大きな見方とらえかたが、実は早めのテンポに設定することによって示されている。
もちろんほかにもあるだろうけれど、このようなことがあるわけです。もし、生徒に「CDのように弾きなさい」というのであれば、上記2つ、あるいはさらに多くの事項まで習得させないと「音に気持ちが乗っていない」と聞こえてしまいます。

指導者は「どこが、何が違うのか?」をよく聴かなければいけない。テンポと強弱だけ「ある規範」の通りに弾いても、それは多くの、また重要事項の決定的な聴き落としがあります。
その生徒のテクニック(できるできないばかりでなく、傾向なども)をも把握し、その生徒に合った表現方法、ペダルやテンポ、数え方やタイミングの取り方、指使いなども考えていく必要があります。
こちらも参照1  
参照2 
参照3
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