1月13日のレジメより

以下は、1月13日のレジメより抜粋しました。文章だとわかりにくいですが、当日演奏を交えながら解説していきます。また、このことを「受け入れる」ことにより、演奏や音楽理解が違う次元のものに感じられることと確信しています。また、この文章についてご質問のある方は、いつでも連絡ください

旋律やハーモニーの連なりの中にどこからどのように向かってどこに頂点を持つか、そしてそれが収まっていくかを読み取ること。気をつけなければいけないのは「音がない箇所」も考慮に入れる必要がある。次の2点も忘れないように。
1.その曲の最初の音が始まる前にすでに始まっていると考える。
2.旋律やハーモニーの連なりの中に休符など音のない瞬間をはさんでいても、歌うことが継続することがある。

多重に歌っていること
同時に複数の「歌の波」を持っていることがある。
1.一つの旋律が小さい波を持ちながら大きい波にくるまれていること
2.違うパートでそれぞれ独自の波を持っていること

これらはその楽曲によってそれぞれの個所によって様々に組み合わされながら音楽が進んでいく。より多くの「波」を見つけることは、また有機的に表現していくことは、非常に難しい。

ピアノを弾く人にとって「同時に複数」ということと「音のない箇所の考察」が苦手なようである。この二つの存在を認めて、自身の演奏に生かしていくと、格段に「レベルの違う」演奏になることは言うまでもない。いわゆる「大作曲家」たちはこれらのことを「自然と」自身の楽曲に織り込み済みである。だから、私たちは「それらを見つけるセンサー」をもって楽曲に対峙する必要があると考えます。

1月13日(月・祝)講座とピアノコンサート

午後2時から5時まで
足立サロン 限定30人

大阪府大阪市西淀川区御幣島1丁目5−6

入場料:2000円

お申し込み・お問合わせはこちらまで
コンサート、講座(それぞれ40分程度)を予定しています。

第1部 コンサート
演奏曲目
・バッハ :フランス組曲 第5番 ト長調 BWV 816
・バッハ :パルティータ 第2番 ハ短調 BWV 826
・ベートーヴェン :ピアノ・ソナタ 第9番 ホ長調 Op.14-1
・ベートーヴェン :ピアノ・ソナタ 第10番 ト長調 Op.14-2
・ベートーヴェン :ピアノ・ソナタ 第13番 変ホ長調 Op.27-1
第2部 講座「ピアノで歌うことについて

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