ピアノレッスン・手指に人格を

こんにちは。
明石市魚住の大竹ピアノ教室の大竹道哉です。
本日もブログを発信していきます。

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子供のころには指に名前がついています。「お父さん指、お母さん指、お兄さん指、お姉さん指、赤ちゃん指」それらが「人格」を持っているように考えられます。
あるとき突然ピアノでは「指番号」に取って代わられ、そのとたんに指は人格を失い、頭脳の中央制御のもとにおかてしまいます。いいのかな?と思ったりしています。
私は時々「右手は左手を聴いて」とか「親指が歌って」などと、あたかも手指が人格を持っているように言うことがあります。そもそもピアノという楽器は「合奏の模倣」です。いくつもの音を多人数で演奏するものを、一人で演奏できることが特徴です(鍵盤楽器は全部そうなのですが)すると、自分も「体の部位がそれぞれ人格を持つ」ように考えるとうまくいくことは多いと思います。
譜例1は,バッハ インベンション第7番
「右手は左手をよく聴いてタイミングを待って出る」
譜例2はハ長調スケール
「指使いは指が覚える」
譜例3はショパン 舟歌 作品60
譜例4はショパン エチュード 作品25-1
それぞれ「特定の指が呼吸し歌う」
技術的な練習は「手指に音楽を教える」片手練習は「パート練習」などというように考えてみましょう。ピアノを弾く気分が何となく変わってきますし、たとえば練習で、細かいことを習得した後、大きなことだけを気にとめて流れをよく演奏できたりします。
だいたい、一曲を弾く時最初から最後まで徹頭徹尾「指使いに気をつける」ことは人間として不可能です。「指使い」や「細かいニュアンス」は、「指に教えてやってもらう」ことにする。そのようなあり方は可能だと思います。

 

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