2013年1月28日 / 最終更新日時 : 2020年2月2日 大竹 道哉 アート・文化 ピアノの楽譜は省略されている 私たちは何も疑問を持たず、ピアノに向かい、書いてある音を弾きます。ところがある日このようなことを考えました。「演奏者が考えるべき音は、書いてある音だけだろうか?」ベートーヴェンのソナタ第15番冒頭です。①ここで左手は四分 […]
2013年1月27日 / 最終更新日時 : 2020年2月2日 大竹 道哉 アート・文化 「日本」という事情 o日本でレッスンしていて、多くの問題を感じます。そこには「日本<wbr></wbr>」という特殊事情で陥りやすい問題があるように思います。 日本には西洋音楽の伝統がない。(自分たちの祖先にベートー […]
2013年1月26日 / 最終更新日時 : 2020年2月2日 大竹 道哉 アート・文化 自分で考えることの大切さ ピアノレッスンでいつも思うこと、心がけていることですが、「演奏者本人が、考え実行する」ことの大切さを生徒と共有していきたい、ということです。「自分で考えたこと」は奥行きがあり、自信をもって行動できます。また、別のシチュエ […]
2013年1月26日 / 最終更新日時 : 2020年2月2日 大竹 道哉 アート・文化 モーツァルトの天才性 私は、モーツァルトの天才はK.1のメヌエットに始まったと、信じて疑いません。そこでは無駄のない絶妙なデュエットが見られるからです。これを譜例にしてみました。①上の段は、オリジナルです。ところがもし、モーツァルトが下の段の […]
2013年1月25日 / 最終更新日時 : 2020年2月2日 大竹 道哉 アート・文化 調には特徴がある 今日は、夕方中学生のHさんのレッスンでした。曲は バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻第3番です。この曲は嬰ハ長調。まだ譜読みがおぼつかないところもあり、フーガのテーマを歌ってもらいました。すると①のようになってしまいま […]
2013年1月24日 / 最終更新日時 : 2020年2月2日 大竹 道哉 アート・文化 「自由」について考える 「自由に弾きなさい」そう言われることは多いと思います。公開レッスンなどで「そこはもっと自由に」と言います。さて、では「自由」なのか。ここで結論を出します。「音」が「自由」だということです。「自由」でないということは「何か […]
2013年1月23日 / 最終更新日時 : 2020年2月2日 大竹 道哉 アート・文化 局所性ジストニア いつも私のfacebookをご覧になってコメントしてくださる戸田内科・リハビリテーション科、神経内科の院長戸田和夫先生が「局所性ジストニア」についてお答えしてくださいました。 大竹道哉からの質問局所性ジストニアについて私 […]
2013年1月22日 / 最終更新日時 : 2020年2月2日 大竹 道哉 アート・文化 「片手練習」の落とし穴 ピアノの練習で、「片手だけ」「ゆっくり」「リズム練習」よくおこなわれると思います。しかし、これらの練習も気をつけないとおかしなことになってしまいます。以下は 『岡田暁生 監修 ピアノを弾く身体 春秋社』の27ページ引用で […]
2013年1月22日 / 最終更新日時 : 2021年9月6日 大竹 道哉 アート・文化 力がはいりすぎたときに 何にでも当てはまるかもしれませんが、「力が入る(入りすぎる)」ということは、「何かをしよう」としているからおこることです。ですから、「何かをしよう」という「やる気」があるから「力が入ってしまう」のでしょう。だからと言って […]
2013年1月21日 / 最終更新日時 : 2020年2月2日 大竹 道哉 アート・文化 ショパンの楽譜 ショパンの楽譜をよく見ると、ダンパーペダルと休符が両方あることが多い。休符を「意識」すると、その瞬間演奏者には緊張が走る。その一瞬の緊張を表現するため、ショパンは休符を書いたのではないかと思う。①また、ショパンの楽譜をよ […]