2021年12月12日 / 最終更新日時 : 2022年1月9日 大竹 道哉 大竹道哉『日々雑感』 ブルグミュラー 25の練習曲より 1.すなおな心 いつでも気になるのは ピアノは、打弦楽器なので音が出てから一方的に音量は減るのですが、その和音のバランスや、次の和音へのつなげ方、移り方によって、かなり違って聴こえてきます。一つ一つ打ち直すような感じでは […]
2021年10月7日 / 最終更新日時 : 2021年10月7日 大竹 道哉 大竹道哉『日々雑感』 貴婦人の乗馬 La chevaleresque 出だしから、軽やかなタッチが要求されます。1小節の和音が、重くなく適度な弾みを持ってリズム感のある演奏につなげていきたいです。1小節目が重くなるのは、手全体で鍵盤を押し下げていることが多いです。この方法は、いくつか問題点 […]
2021年9月12日 / 最終更新日時 : 2021年9月12日 大竹 道哉 大竹道哉『日々雑感』 「テンポを正確に弾きなさい」と「テンポを正確に弾くと、このようなことが聴こえてくるよ」 私は、基本的に後者のほうでありたいと思っています。この2つは、全く違うと考えています。 これを実行することは、指導者にとってすごい勉強になるし、新しい発見も多いです。例えば「ベートーヴェンのソナタのこの個所は、なぜ正確な […]
2021年8月31日 / 最終更新日時 : 2021年8月31日 大竹 道哉 音楽 「いろいろな弾き方で・・・・」 今年6,7,8月とコンクールやアドバイスにあちこち行かせていただきました。このような大変な状況の中、開催のためにご準備されたスタッフの皆様、ピアノの先生、保護者の皆様に感謝します。本当にありがとうございました。さて、特に […]
2021年8月25日 / 最終更新日時 : 2021年8月25日 大竹 道哉 大竹道哉『日々雑感』 休符について考える モーツァルト:ピアノソナタ イ短調 K.310 K6.300d 第3楽章159~ 私が先日レッスンで問題にしたのは、赤で囲った休符についてです。 のように考えてしまう人が多いのではないだろうか。私は、このような演奏に「物 […]
2021年8月17日 / 最終更新日時 : 2021年8月17日 大竹 道哉 大竹道哉『日々雑感』 バッハ・インベンション15番はなぜ難しいか? マタイによる福音書;第6章3節より「・・・右の手のすることを左の手に知らせてはならない。」 この曲の上声冒頭は、八分休符である。バッハの作品に、この冒頭と同じリズムは大変多い。インベンション、シンフォニアでもよく見いだせ […]
2021年6月6日 / 最終更新日時 : 2021年6月6日 大竹 道哉 大竹道哉『日々雑感』 リードオルガンを使って ピアノを使ってこの譜例のように演奏することは、物理的には不可能です。でも、リードオルガンならそれができます。 ピアノを弾くとき、ただ単に「書いてある音だけ」を相手にするのではなく「背後に響いているハーモニー」が「聴こえる […]
2021年2月24日 / 最終更新日時 : 2021年2月24日 大竹 道哉 大竹道哉『日々雑感』 音を聴く・プロフェッショナル 『音楽の聴き方』『もっとどこに目を向けると、より表現が広がるか』は、プロが聴く耳を鍛えてものを言っていく必要があると考えています。もちろん大衆の聴き方も大切です。しかし、音楽の内容まで見通して、具体的にものを言うのは、や […]
2021年1月17日 / 最終更新日時 : 2021年1月17日 大竹 道哉 大竹道哉『日々雑感』 ピアノを弾くときの頭の中 ピアノを弾くときに、時間的に次のようになる。 「準備」の内容は「弾かれて」それを「聴く」に移っていく。これらは常に、循環する必要がある。すると時間的に「同時に別の」ことを考える必要がある。ある瞬間を切り出すと、次のように […]
2021年1月9日 / 最終更新日時 : 2021年1月10日 大竹 道哉 大竹道哉『日々雑感』 ハイフィンガーについて 皆さんこんにちは。今日も、ピアノ演奏について少し書いてみたいと思います。 以前から。ピアノ奏法。タッチで「ハイフィンガー」と呼ばれるものが問題になっています。 こちらもご参照ください そこで、私の考える「ハイフィンガー」 […]