2022年8月2日 / 最終更新日時 : 2022年8月2日 大竹 道哉 大竹道哉『日々雑感』 「ゆっくりですか?速くですか?」「いいえ。ゆったりです」 ある生徒は、こんな感じで曲を弾いてきました。バッハ(作曲者不詳)メヌエットBVW.Anh116でした。 私は、何だかせせこましく感じました。生徒「もっとゆっくり弾けばいいのですか?」私は「もっとゆったりです」と答えました […]
2022年7月22日 / 最終更新日時 : 2022年7月22日 大竹 道哉 大竹道哉『日々雑感』 ペダルに関する考察・メヌエットのペダル この曲ではなぜ踏まないほうがいいのか。 バッハ :アンナ・マクダレーナ・バッハの音楽帳 第2巻 メヌエット BWV Anh.116 ト長調 試しに、ペダルを入れて弾いてみる。皆様も試してみてください。 ①上声、上行しようとする動きが、ペダルによって音が残されることにより薄まってしまう。 ①上声、上行しようとする動きが、ペダルによって音が残されることにより薄ま […]
2022年5月27日 / 最終更新日時 : 2022年5月27日 大竹 道哉 日記・エッセイ・コラム 先日のレッスンから 関連項目はこちら高校生の生徒さん初めての「バッハ:平均律」で第一巻の5番を弾いてきました。 なんとか暗譜で、と思って先週はうまくいかなかったので、今週こそ…楽譜を開かずに弾き始めました。前奏曲・・・数小節で??? 彼女は […]
2022年4月24日 / 最終更新日時 : 2022年4月24日 大竹 道哉 大竹道哉『日々雑感』 ポリフォニーの練習について バッハ:フランス組曲第5番ト長調 アルマンド 図のように、きちんと時間枠に音が埋まっているかどうかを、かなり几帳面に練習する。音は決して枠の中からはみ出たり、枠に満たされなかったりすることのないようにする。その上、注意深 […]
2022年3月13日 / 最終更新日時 : 2022年3月13日 大竹 道哉 大竹道哉『日々雑感』 ピアノのペダルをどう考えるか? ここでは、ピアノのペダルの中でも、ダンパーペダルについて考えてみます。 私は、基本的にこのように考えています。1.子供のレッスンで「できる箇所」を見つけたらなるべくペダルを踏ませてみる。2.譜読みの段階からペダルを考えさ […]
2022年1月16日 / 最終更新日時 : 2022年1月16日 大竹 道哉 アート・文化 ショパン:エチュード作品25-1の場合 ついつい、というか、普通には次のように追って考える人が多い。 そして、以下のようにアクセントをつける。 しかし、以上のやり方では、なんか違うように思われる。 まず、次のように弾いてみる。拍の頭にある16分休符が、わずかな […]
2022年1月16日 / 最終更新日時 : 2022年1月16日 大竹 道哉 大竹道哉『日々雑感』 先日のレッスンで聴き落としたこと レッスン曲は、モーツァルト・ピアノソナタKv.310イ短調 第2楽章 なんとなく様にならない。緩徐楽章の難しさです。「cantabile」よく歌おうとすればするほど、なんだかぎくしゃくします。このような経験をお持ちの方は […]
2022年1月5日 / 最終更新日時 : 2022年1月5日 大竹 道哉 大竹道哉『日々雑感』 この弾き方はダメッ!!! よく、ほかの教室から変わってきた人や、ピアノの先生の学びなおしレッスンであることです。「ここではこのようにしたらいいかもね」と私が言ってやって見せたりしてやってもらいます。その個所は、曲想に合った音が出てきて、生徒さんも […]
2021年12月12日 / 最終更新日時 : 2022年1月9日 大竹 道哉 大竹道哉『日々雑感』 ブルグミュラー 25の練習曲より 1.すなおな心 いつでも気になるのは ピアノは、打弦楽器なので音が出てから一方的に音量は減るのですが、その和音のバランスや、次の和音へのつなげ方、移り方によって、かなり違って聴こえてきます。一つ一つ打ち直すような感じでは […]
2021年10月7日 / 最終更新日時 : 2021年10月7日 大竹 道哉 大竹道哉『日々雑感』 貴婦人の乗馬 La chevaleresque 出だしから、軽やかなタッチが要求されます。1小節の和音が、重くなく適度な弾みを持ってリズム感のある演奏につなげていきたいです。1小節目が重くなるのは、手全体で鍵盤を押し下げていることが多いです。この方法は、いくつか問題点 […]