2015年5月20日 / 最終更新日時 : 2020年2月2日 大竹 道哉 大竹道哉『日々雑感』 ベートーヴェン:ピアノソナタ第8番 ハ短調 作品13 「悲愴」 一か所にこだわる このソナタには、難しいところがたくさんあるが、ここにこだわって書いてみたい。第1楽章 48~56 次の楽譜は間違っている。 バスの音が2拍(2分の2拍子)小節いっぱい伸ばされることにより、全体の支えになっている。次のよう […]
2015年5月19日 / 最終更新日時 : 2020年2月2日 大竹 道哉 大竹道哉『日々雑感』 「音が多い」・・・・・? レッスンでついつい言ってしまうことの一つに「音が多く聞こえる」つまり「たくさんの音が聴こえる」ということ これはどういうことか。 「整理されていない音」が多いからなんです。 有機的な音楽は、それぞれの音に役割があり方向が […]
2015年5月9日 / 最終更新日時 : 2020年2月2日 大竹 道哉 大竹道哉『日々雑感』 ベートーヴェンのピアノソナタ第1番 冒頭 ベートーヴェンのピアノソナタ第1番の冒頭、いろいろ考えてみました。音を出す直前、ほんの一瞬、手の緊張状態を作り出すことにあります。 ①この四分休符は、スタッカーティシモでアクセントです。もちろん次はsubito. ②この […]
2015年5月7日 / 最終更新日時 : 2020年2月2日 大竹 道哉 大竹道哉『日々雑感』 ピアノのエクササイズ・指使いのためのスケール練習 指使いが、完全に「手の内」に入っているかどうかのための練習です。これをやってもいると「指が動くかどうか」は、「筋肉」よりも「正しい指令系統と伝達」であることが実感できます。試してみてください。ご感想をおまししています。も […]
2015年5月3日 / 最終更新日時 : 2020年2月2日 大竹 道哉 大竹道哉『日々雑感』 雑記 「鍵盤の歴史」をひもとくと、かつては「手やこぶし」で押し下げていたものを「指」で弾くようになったという。このときに「鍵盤楽器の音楽」の方向が定まったといっても過言ではない。私は「ピアノの発明」よりも「指で弾く鍵盤の発明」 […]
2015年4月28日 / 最終更新日時 : 2020年2月2日 大竹 道哉 大竹道哉『日々雑感』 記憶と音楽・ここから派生する様々なこと 実は、私たちは「何かを聞く」ときには、短いスパンの記憶を使っている。この頭脳の働きを使わずに「聞く」ことはできない。 たとえば、あなたのお友達があなたに「今日は天気がよいので、公園に散歩に行こう」と言ったとしよう。瞬間瞬 […]
2015年4月22日 / 最終更新日時 : 2020年2月2日 大竹 道哉 大竹道哉『日々雑感』 考察中・・・・・・・ ピアノレッスンで感じること。たとえば、楽譜を読むときに頭の中でどのように情報は処理されているか、上達する人とそうでない人の処理の仕方は、全く違う。情報の処理の仕方を、指導者は正確に把握し、「正しい道筋」で考えられるように […]
2015年4月17日 / 最終更新日時 : 2020年2月2日 大竹 道哉 大竹道哉『日々雑感』 練習会と、アドバイスレッスン 5月17日(日)午前10時から、コンクール等に向けた練習会公開レッスンを行います。 希望者の方は、連絡ください。 レッスン室・JR魚住駅徒歩2分 こちらです。 コンクールに向けての、公開レッスン 参加費(レッスン受講料) […]
2015年4月1日 / 最終更新日時 : 2020年2月2日 大竹 道哉 大竹道哉『日々雑感』 モーツァルト:ピアノソナタKv.283 弾いてみました 以前、ここに書いた曲です。自分で実際に弾いてみました。ポイントとなる点は「強弱」もですが「タッチのニュアンス」をいかに使い分けていくか、というところにあるような気がしました。一つ一つの「音の形」を「敏感な指先」で作り出す […]
2015年3月25日 / 最終更新日時 : 2020年2月2日 大竹 道哉 大竹道哉『日々雑感』 ピアノレッスンの中で・繰り返し考えますが「生徒の間違い」について「考察」してみました・・・ たくさんの曲から生徒が間違う箇所をたくさん集めて、生徒が間違えるように弾いてみます。多分、先生としては「聞くに堪えない」かもしれないですが、「楽な」面があると思います。だから、生徒は自分にとって「楽な方」に落ち込むわけで […]