ブルグミュラーコンクールを審査して
10月11日、ブルグミュラーコンクール明石予選・今日は、本当に久しぶりに子供たちのコンクールの審査でした。
本当に一生懸命弾かれているのを聴いて、元気をもらうことができました。
いくつか「このようなところに気をつけたらいい」と思ったこと、講評に書ききれなかったことを書きたいと思います。
1.弾くための「準備」をしないのが気になった。
多くの参加者が「最初の音を出すための準備」をしないで、出てしまったので、不安定な演奏になる人が見受けられた。特に曲が短いので、最初の「テンポ・ペース」の取り方は注意しないといけない」
2、速いパッセージなどに「気を向けすぎる」
速いパッセージに気を向けすぎて、それを支えている「ハーモニー」がおろそかになる。むしろその「ハーモニー」に気を向けることにより、速いパッセージが力が抜けて軽やかに弾けることはよくある。
3.姿勢への配慮
とくに発達期の小学生は「毎週、椅子の高さと位置」が変わってきます。姿勢をよくすることによって、左右それぞれの腕の動きが自由になり、よりゆったりした演奏ができます。
4.ペダルとは何か
ペダルを踏むことによって、ひびきが「ひろがります」その「ひろがり方」が聴けて、次のシーンへ、どのようにつなぐか。気をつけられるといいです。ペダルは全部の曲で使うわけではないのですが、なるべく早いうちから「チャンスがあれば使ってみて、響きの広がりを実感する」ことができるといいと思います。
5.自然な表現
無理やりcrescendoやdim.rit.などをしても「豊かな表現」にはなりません。ただたくさん大きくなったり小さくなったりするのと、流れに即した表現との違いを、見極める必要を感じました。これに関しては、今後ブログで触れていこうと思います。
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