自分の動きが音になって、響きが広がる・それを体感・経験する(ピアノ教育の重要な事項)

「ピアノ」などのアコースティックな楽器は、「肉体の動き」が直に音のエネルギーに変換されます。つまり「伝わった動き」=「音」です。その「音」には音量や音質などの属性があり、それらもすべて「伝わった動き」からきています。

このように考えてみるといいです。今、「ピアノを弾く」ではなく「手をたたいて音を出す」と考えてみましょう。強く叩いたり、弱く叩いたりだけでなく、準備をして叩いたり、またその準備のタイミングなども様々に変えて叩いてみる。そうすると、自分の中に「経験」が残ります。「このようなタイミングでこのように叩けば、このような音がここから鳴る」そして、それが自分の中と外を循環し「様々に手を叩いて音を出すシステム」を自分の中に作り上げます。つまり「自分の動き」と「出てくる音の広がり」の関係、つながりを自覚するといえます。

ピアノ教育の大きな点の一つは「自分の考え→自分の動作→実際の音の広がり」の循環、またその循環を自分の中に構築していくこと、と考えています。単に「時系列で正しく鍵盤を強く、弱く押せばいい」のではないです。その「自分の動きが音の広がりになる」ことを経験・体感する。単に「知る」や「できる」ではない教育があると思います。

また、ダンパーペダルは「一つの音がほかの解放された弦に共鳴して効果を出すもの」です。つまり「響きが広がっている」という「場」を持つものです。

私は「手軽に生ピアノに触れることができる社会環境」がもっとあるといい、と考えています。安価な「ピアノスタジオ」の普及、町ピアノが増えること、マンションの集会室や学校、教会、お寺や神社など人の集まるところでの「公共ピアノ」の普及、また、楽器店がそれらの普及や管理に、積極的になることなどです。

レッスンでは時々、生徒にピアノの中を見せたり、共鳴をさせてみたりします。また、発表会などでピアノの仕組みを解説したりしています。そのようなことによって「自分の動きが響きとして広がっていくピアノ」という楽器を体感してほしいと考えています。

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