先日のレッスンで聴き落としたこと

レッスン曲は、モーツァルト・ピアノソナタKv.310イ短調 第2楽章

なんとなく様にならない。緩徐楽章の難しさです。「cantabile」よく歌おうとすればするほど、なんだかぎくしゃくします。このような経験をお持ちの方は多いと思います。 
なぜギクシャクするか、それは音楽全体が、右手の動きに翻弄されるからです。

これを「よく歌って」弾く。1小節を1拍のように感じて4小節で大きな円を感じる。それをしつつ右手は右手で独自に歌う。ゆったりした二重唱をイメージするといいです。
この「左手のパート」の「大きな円」を聴き逃していました。

よく、上声のパートが細かく歌っているとき、バスやハーモニーのパートはゆったり大きな円を書いて動いています。それによってゆっくりの曲は支えられていることが多いです。バッハのイタリア協奏曲第2楽章や、ショパンの夜想曲などにも見られます。

「ハーモニーを大きなサイクルで歌う」というのは、大切なことで、緩徐楽章のゆったりしたテンポを支えて曲を進めていることが多いです。ですから「左手のハーモニーを歌う」(右手のメロディーとは違うサイクルをとっています)が独立してできるといいです。
合奏で言うと、チェロやコントラバスが低音をしっかり支えて、大きな音楽の波をゆっくりゆったりと奏でるので、上声のソロ楽器が自由に動き回れる、ということになります。それぞれ別の波を持っているからこそ、安定して聴こえるものです。
なんだかうまくいかないときの工夫としては

このように、1小節を一拍のように数えて弾いてみる。そうすると、それぞれの小節の音をハーモニーとしてまとめて、さらにカデンツの和声進行を意識するようになる。「数える」のは「リズムやテンポを正しく」するためだけではない。という新たなことも、ここで出てきました。
ここでは
1.数えることによってその1つの小節の中の音のまとまりを作る
2.また、和声進行とそれによる変化を感じやすくする。
「数える」というのは、ある範囲のものをまとめたり、つながりやまとまりを作ったりもできます。それらを個々の曲の構造をよく読みとって考えていくことが大切だと思います。

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